2016/07/06

【台湾】KKBOXが音楽/映像/EC事業のグループ会社化を発表

KKBOXが音楽/映像/EC事業のグループ会社化を発表


 【6月20日・台北】

KKBOXは、音楽事業、映像事業とEC事業をグループ会社化し、多角化経営に乗り出すことを発表しました。

KKBOXはアジア最大のサービスとして台湾と香港で音楽ストリーミングサービスのトップとなり、日本をはじめとしたアジア市場を開拓し、事業を拡大しております。

2014年にはシンガポール政府基金より1.04億米ドルの投資を受け、音楽ストリーミング以外の分野への事業展開を行っています。また、昨年12月には台湾でのフリマアプリ「KKTOWN」をローンチし、OTT(over-the-top)動画サービスの展開も強化しています。


 KKBOXでは既存のデジタル音楽配信事業と新しい事業をさらに成長させるため、グループ会社を設立し、持株会社方式で経営することを決定しました。

グループ会社化に伴い、音楽事業、映像事業とEC事業をKKBOX Inc.傘下の子会社としてそれぞれグループ会社化し、KKBOX.Incが直接株式を保有します。 KKBOX Inc. のCEOにはKKBOX共同創始者兼現CEOのChris Lin氏が就任します。

 音楽事業は台湾、香港、マカオ、日本、シンガポール、マレーシア、タイの各子会社を含めて「KKBOX International」として、KKBOXの現COO・Izero Lee氏が代表に就任します。

 グループ傘下のOTT動画事業は「KKV International」として、KKBOXの現CTO・Eric Tsai氏が代表に就任します。現在「KKV International」の下にある「KKStream」は動画ストリーミングサービスの先駆者として2015年からはauが提供する動画配信サービス「ビデオパス」のプラットフォームに技術を提供しており、現在、「ビデオパス」の有料会員数はすでに100万人を突破しています。今後、KKVでは独自のOOT動画サービスを台湾で展開していく予定です。

 また、モバイルビジネス事業は「KKTOWN International」として、KKBOX Inc.のChris Lin CEOが代表を兼任します。


 KKBOX Inc. CEOのChris Lin氏は以下のコメントを発表しています。

「グループ会社での多角化経営により、それぞれのノウハウを生かしつつお互いの連携を図ります。そして、KKBOX Inc.はさらに多くの革新的なサービスを創出し、自社ならではの価値を提供します。新しいWEBサービスを通じて人々の生活をより豊かにすることを目指します。」


KKBOXグループの公式サイトはこちらをご覧ください。http://kkboxcorp.com/




KKBOXについて

台湾をはじめ、日本、香港、シンガポール、マレーシア及びタイの6カ国で展開するアジア最大のデジタル音楽配信サービスです。

現在、全エリアでの登録ユーザーは1,000万を超えております。スマートフォン、パソコン、タブレットなどで、いつでもどこでも2,000万曲以上の多彩なラインアップの楽曲を聴き放題で楽しむことができるだけでなく、4,000曲をキャッシュ(一時保存)できるので通信環境を気にすることなく音楽を楽しむことができます。

KKBOXでは先進的な技術とパートナーシップを背景に、様々な取り組みを行っております。

オンラインではデジタル音楽配信サービス「KKBOX」を軸に、ライブ事業「KKBOX LIVE」及びそのプラチナ会員への各種特典サービスの他、オフラインでも、ライブチケット販売サービスの「KKTIX」や日本国内でauが提供する定額制音楽配信サービス「うたパス」といった幅広い展開及びサービス提供を行っています。

KKBOXでは今後も、音楽を愛する全ての人々へ、時代を超えた名曲や世界中の魅力溢れる楽曲との出会いを提供いたします。さらに、楽曲を提供していただくアーティストの方々との関係構築、特に日本のアーティストのアジア市場進出の架け橋になる取り組みを行います。


詳しい情報は公式サイトを参照ください。www.kkbox.com/about

ロゴについてはこちらをご参照ください。https://www.kkbox.com/about/ja/news/logo


KKVについて

KKVは主に動画ストリーミングサービスと先進的なテクノロジーを提供しています。傘下には「KKStream」と「KKTV」の2つのサービスがあります。「KKStream」はOTT動画サービス技術を提供しています。2015年に、日本の通信大手 KDDIグループで展開するオンライン動画ストリーミングサービス「ビデオパス」のプラットフォームに技術提供を行っており、現在有料会員数はすでに100万を突破しています。また、「KKTV」は今後、独自の動画ストリーミングサービスをスタートし台湾で展開していく予定です。


KKTOWNについて

 KKTOWNは中古品売買のスマートフォン専用のフリマアプリを提供しています。アプリは配信から半年で100万ダウンロードを突破しています。KKTOWNは決済代行システムと動画アップロード機能を備えており、中古品売買をより安全にお楽しみいただけます。KKTOWNは、今後も新しいビジネスモデルを積極的に展開し、消費者の皆様に楽しんでいただけるサービスを提供します。

【KKTOWN公式サイト】https://www.kktown.com.tw



報道・メディア関係のお問い合わせ
Japan