川谷絵音(indigo la End)が100年後に残したい音楽:897Selectors#72

川谷絵音(indigo la End)が100年後に残したい音楽:897Selectors#72
KKBOX編集室
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アーティストたちが影響を受けてきた音楽や、100年後も誰かの1心に残っていて欲しい曲をテーマにしたFMプログラム「KKBOX presents 897 selectors」(毎週木曜日20時からInter FMでOA中)。今回は、indigo la Endの川谷絵音さん。TM Revolutionの「HOT LIMIT」で音楽を意識し、ゆらゆら帝国のヘンテコなPVに衝撃を受け、Radioheadを聞きまくった20代を経て、むさぼるように音楽を聴いてきた川谷絵音が選んだ100年後も誰かの心に残ってほしい曲とは? 

川谷絵音の原体験となった音楽

HOT LIMIT / T.M.Revolution    物心ついて、音楽を初めて意識した曲!ラジオを録音したカセットテープ(兄弟所有)を聴いていたらこの曲に出会って、それから積極的に音楽を聴くようになりました。

10代、20代の節目となった音楽

タコ物語 / ゆらゆら帝国   墓参りを兼ねて祖父の住む五島列島に行った際に、CS放送の音楽番組で見たPVに衝撃を受けました。不穏な音とヘンテコな歌詞が気になって、好きと言うより「なんだろうこれ?」と言う感じ。チャート物しか聴いてこなかったが、この曲がきっかけで音楽の好みが変わっていきました。 Paranoid Android / Radiohead 20代で一番聴いたグループ。リアルタイムではなく発売から10年後くらいの2008年頃に軽音楽部の仲間に紹介されてハマりました。ゆらゆら帝国と同じで、はじめはこの曲のPVが気になったんですが、当時ギターに関心があったので、Jonny Greenwoodの普通じゃないギターの表現法が気になり好きになっていきました。Thom Yorkeの声も好きです。

音楽活動を始めてから影響を受けた音楽

Again & Again / The Bird And The Bee 「サビのメロディが不穏だけどキャッチー」「キャッチーだけどキャッチーじゃない。」ところが、自分のメロディの作り方に通じるものがあります。この曲を聴いて「自分が好きなものってこんな感じ。」ともわかりました。自分はあまり物事にハマらないんだけど音楽だけはハマりましたね。すべてにおいて音楽を聴くのを優先していた時期もありました。 Hold Out / The Reign Of Kindo NYを拠点とする5人組。実は、ピアノ主体のロックバンドをやりたかった。いまはかけ離れちゃったけど。(笑)。学生の頃にコピーバンドをやっていて、ピアノとドラムのアレンジはこのバンドから広がりました。

100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲

今日も生きたね / THE NOVEMBERS 「今日もいきたねって」秀逸な言葉です。自分もいつも思ってることなんで。今、ライヴが一番かっこいいバンド!だと思います。海外のバンドに全く引けを取らない音作りで、国内でこんなバンド他にないくらいスゴイです。長崎に帰るときはこのバンドのライヴの日程に合わせて帰っているくらい好き。 空を作りたくなかった / 藍坊主   世間的には、キャッチーなバンドと思われているけど、ホントはちょっとオカシイ(笑)。歌詞もナゾだけど、彼らの言葉が好き。このバンドの面白さをみんなに知ってほしいです。Indigo la Endもそうだけど、バンドの裏にある面白さに気付いてほしいなと。

indigo la Endのいま

鐘泣く命 / indigo la End   7月12日にリリースするMajor 3rd Album「Crying End Roll」は、前作から入っている鍵盤をかなりフィーチャーしたアルバムになったが、これは、自然に曲が導いたもので、はじめから意図したものではなかったんです。 見せかけのラブソング / indigo la End   これは歌詞を聴いてほしい曲です。

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