清水翔太が100年後に残したい音楽:897Selectors#87
アーティストたちが影響を受けてきた音楽や、100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲をテーマにしたFMプログラム「KKBOX presents 897 selectors」(毎週木曜日20時からInter FMでOA中)。今回のセレクターは、デビュー10周年イヤーの集大成となるニューシングル『Good Life』を1月24日にリリースするシンガーソングライター清水翔太さんを迎え、音楽のルーツ、音楽を始めてから影響を受けた曲、100年後も誰かの心に残って欲しい曲、そして清水翔太の今!を伺いました。
清水翔太の原点となった音楽
Promise / 広瀬香美
97~98年の例のアルペンのCMソングとして大ヒットした曲。
自分が8歳の時、初めて買ったCDです。すごく好きで、親がやっているスナックのカラオケでよく歌っていました。「音楽」がずっと好きで、自分は覚えていない時期から親には「歌手になる。」と宣言してました。
10代、20代の節目となった音楽
Brown Sugar / D’Angelo
15~16歳の頃に聴いていた曲です。当時は雑誌やCDのライナーノーツで情報を得ていました。このCDのライナーノーツに「D’Angeloが18歳でこの曲を作った」と書いてあったのを見て、自分で曲を作ってるんだと知りました。しかも18歳で曲作るって、かっけえなと思い、それまで興味がなかった「曲作り」を始めました。ソングライターとしての原点となる曲ですね。
Stand By Me / Ben E King
アポロシアターで歌った曲。人生の中の忘れられない一曲です。
デビュー前にやっておきたいことはないか?と問われ、「アメリカに行きたい。出来れば歌いたい。」と答えたことで実現しました。伝説のアポロシアターでの歌唱です(笑)。
僕にとってはもちろん、携わってきたスタッフ・ファンの皆さんにとっても大事な曲だと思います。
音楽活動を始めてから影響を受けた音楽
同じ窓から見てた空 / コブクロ
洋楽にはまって、洋楽しか聴かないと思っていた14~15歳の頃、その考えを改めるきっかけになったのがコブクロで、その中で一番好きな曲です。
僕の推測なんですが、この前に「ボーイズ・オン・ザ・ラン」という馬場英明さんのカヴァーを手掛けていたコブクロのお二人が、そのあとに影響されて作ったのではないかと。
そして、自分もコブクロに影響されて「シンガーソングライターの唄」という曲を書きました。
うん / 槇原敬之
日本の男性アーティストで1番リスペクトしている人です。歌詞がスゴイ。この人には敵う気がしません。プロになってから、音楽を聴いていて<純粋なリスナー>になれる瞬間って減ってくるんですが、それを可能にしてくれる人。自分も音楽を作るときにそう思ってもらいたいです。
Untitled(How Does It Feel)/ D’Angelo
D'angeloがとても好きで、特にこの曲が入っているアルバム「voodoo」に影響を受けました。
100年後も誰かの心に残っていて欲しい音楽
ノーサイド / 松任谷由実
日本の女性アーティストで1番リスペクトしている人です。
特にこの曲は、サウンドも大好きで、自分の好きな洋楽に近いものがあります。
夢破れた痛みから、次はどこに行くというテーマの詞でありながら、ただ頑張って!という応援歌ではない、そんな詞も好きです。
PRIDE / CHAGE & ASKA
邦楽全体で1番好きな曲。もはや好きすぎて理由を述べるのも難しいです。
人の曲から勇気をもらう。というコトはあまりないのですが、それでもしんどい時や悔しい時に聴いて頑張ろうと思える曲です。
Just The Way You Are / Billy Joel
いわずとしれた名曲で、100年後も聴かれるべきです。
I Can Believe I Can Fly / R. Kelly
美しいメロディーに力強い歌声。希望にみちあふれる楽曲です。
清水翔太の現在
I’m In Love / 清水翔太
1月24日にリリースとなるニューシングルのカップリング曲。
1月10日には、昨年6月にリリースされたアルバム『FLY』に合わせたツアーの映像作品『LIVE TOUR 2017 FLY』のDVD&Blu-rayもリリースされています。来月2月20日には、デビュー丸10年を記念したイベントを開催!
Good Life / 清水翔太
最近は自分のことを書くことが多いんですが、それが楽しいんです。
自分に自信を持てずに迷っている人の背中を押してあげたいなと思ってます。