米田貴紀(夜の本気ダンス)が100年後に残したい音楽:897Selectors#80

米田貴紀(夜の本気ダンス)が100年後に残したい音楽:897Selectors#80
KKBOX編集室
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アーティストたちが影響を受けてきた音楽や、100年後も誰かの1心に残っていて欲しい曲をテーマにしたFMプログラム「KKBOX presents 897 selectors」(毎週木曜日20時からInter FMでOA中)。今回は、10月11日にメジャー・セカンド・アルバム「INTELLIGENCE」をリリースしたダンスロックバンド、夜の本気ダンスのフロントマン、米田貴紀さん。音楽との出会い、影響を受けた音楽家、そして夜の本気ダンスの “今” についてもたっぷりとお話しいただきました。

10代の頃に節目となった曲

遥か彼方 / ASIAN KUNG-FU GENERATION

この曲に出会ったのは中3の時で、部活(バスケットボール)を引退して、それまで意識して聴いていなかった音楽をちゃんと聴いてみようと思い、たまたま訪れたCDショップの店頭で展開していたアジカンのCDを、予備知識なしに「ジャケ買い」しました。 最初は正直、自分には理解できないし、うるさいと思っていたのですが、何回も聴いていくうちに気に入って、ロックってカッコいいと思うようになりました。

Can’t Stop / Red Hot Chili Peppers

アジカンからロックに入り、漫画「BECK」を通じてレッチリに興味を持ち、この曲のミュージック・ヴィデオを見た瞬間、「雷が落ちたような衝撃が走り、これは何や!?」と、一発でハマりました。

音楽活動を始めてから影響を受けた音楽

だいすき / 岡村靖幸

夜の本気ダンスに加入した大学時代にネットサーフィンしていて、この曲にたどり着き、聴いて衝撃を受けました。一番のポイントはリズム感。岡村さんの歌詞はリズムを重視していて、日本語の歌詞にこういう音楽を乗せるんや!みたいな衝撃がありました。夜ダンも岡村さんから影響を受けています。

The Song / STAN

これも出会いは大学時代で、バンドのグルーヴ感、演奏。全てにおいてカッコよく、歌詞もひねくれてるけれど共感できる。絶妙なバランスです。

100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲

Ain’t No Mountain High Enough / Marvin Gaye & Tammi Terrell

1967年のヒット曲ですが、僕は、映画「カーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を通じて知りました。歌詞が染みます。ポジティヴで、感動するところを刺激してくる歌詞で、泣きそうになります。

Lost in the Supermarket / The Clash

高校時代から通っている美容室のお兄さんがロック好きで「ロックを知りたければクラッシュを聴いとき!」と言われて聴いてみて、好きになりました。クラッシュの中でもミック・ジョーンズが特に好きで、この曲を寂しいときに聴くとミックが慰め、寄り添ってくれているようです。

夜の本気ダンスの現在

Call out / 夜の本気ダンス

メジャー・セカンド・アルバム「INTELLIGENCE」のオープニング曲。夜ダンの曲は全て米田さんが作詞を手がけており、歌詞に対する美意識と独自の視点を持ち続けていることが、ここまでの選曲とトークからもうかがい知れた。「勢いがあって息つく暇もない、まるでライヴのセットリストのようなアルバム!」とDJの野村雅夫さんも絶賛。

TAKE MY HAND / 夜の本気ダンス

ニューアルバム「INTELLIGENCE」から、8月に先行シングルとしてリリースされた曲。7月クールのテレビドラマ「セシルのもくろみ」のテーマ曲としてもオナジミ。この入魂のニューアルバムをひっさげて、11月から夜ダン史上最長となる全国ツア「ZENKOKU O-BAN-DOS TOUR」がスタート!


夜の本気ダンス 「ZENKOKU O-BAN-DOSS TOUR」
●11月10日(金) 18:00開場/19:00開演 川崎 CLUB CITTA'  
<問> エイティーフィールド:03-57125227 他、夜の本気ダンス史上最長となる全18公演!
MORE INFO  http://fan.pia.jp/honkidance/

KKBOX編集室
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