ちょっと気になる!ゆる推し10枚:2017年1月

ちょっと気になる!ゆる推し10枚:2017年1月
KKBOX編集室
KKBOX編集室
今月も新着配信音源の中からKKBOX編集室の関係者5人が個人的に気になるアルバム(またはシングル)を1人2枚、合計10枚を“ゆる推し”します! 11月や12月と比べると1月のニューリリースはちょっと少なめ。とはいってもかなり粒ぞろいですよ!気分的には春に向けて勢いのある曲や気持ちいい曲を聴きたくなる季節ですね。
山本雅美
D.A.N.「SSWB」 ▼2016年の年の瀬に急遽配信されたD.A.N.のニュートラック。急遽過ぎてレコメンする機会を失っていました。 「SSWB」は8分に及ぶ作品でもうぶっ飛びました。イントロダクションから最後まで夜の深淵に誘い込まれるかのような絶妙なクールでダークなループ。なのに気持は高揚していくという、まるで媚薬のようなヤバいトラックです。アルバムが待ち遠しい。
魔法少女になり隊「革命のマスク」 ▼ダンス・ミュージックからラウドロック、へヴィ・メタル、RPGからアイドル、ヲタ芸まで、あらゆるカルチャーを呑み込んだ新世代ロックバンド。それが、魔法少女になり隊。今作「革命のマスク」は ポップ・パンクという新機軸が絶妙。いま一番ライブを観たいバンドのひとつです!
Hikaru Lan
Yoga Lin (林宥嘉) 「巨人的肩膀」 ▼2007年にスタートした台湾の人気オーディション番組「超級星光大道」の初代優勝者で中華圏最注目の若手人気アーティストの一人。本作「巨人的肩膀(訳:巨人の背中)」は配信限定リリースの自動車CM曲です。ロック、アップテンポな曲に乗せて、彼の豊かな歌の表現力はいつもリスナーにワクワクさせるパワーがあります。
Brian the sun「パトスとエートス」 ▼メジャー1stアルバム。アートチックなCDジャケット写真は若い世代バンドの個性を感じさせながら、中身は哀愁感漂う多彩なメロディーに包まれた王道な邦楽ロック。「Maybe」がゆる推し!甘くて明るい曲調にグッと来た同時に、「どうにもできないなぁ ただ僕はずっと雨の音を聞いていた」「寂しさのその理由をいくつみつけられるのだろう」という歌詞は耳に残った…。やっぱりブライアンは切ないです!
青山和樹
The xx「I See You」 ▼4年半ぶりとなるニューアルバム『I See You』。クラブ・サウンド、R&B、インディといった類の音楽がソフトに溶け合い共存した、2017年版のポップをリードするであろう一枚。今年の音楽トレンドを形成するポテンシャルをたっぷり秘めた、”いま” 聴いておきたい作品です!
SOHN「Rennen」 ▼ロンドン出身のシンガーソングライター「SOHN (ソン)」。本作で最も注目したいのは、「歌声」。ハーモニックを利用した表現力豊かな歌声が、全身に響き渡ります。ミラ・ジョボビッチがMVの初監督および主演を務めたことで大きな話題となった、収録曲の「Signal」は必聴です!James BlakeやBon Iverが好きな人にもオススメ。
阿部淳一
ハシグチカナデリヤ「超ハシグチカナデリヤ」 ▼ループ・ギターの魔術師とも称されるハシグチカナデリヤの1stアルバムはプロデューサーにL'Arc~en~Cielなどでおなじみの岡野ハジメを迎えての話題作。アニメ「ナンバカ」の主題歌「Rin! Rin! Hi! Hi!」の独演ver.に加え、サンタナばりのギターがツインリードで炸裂する「星空のエリザ」などなど聴きごたえ抜群の一枚です!
Cherry Glazerr「Apocalipstick」 ▼以前、イヴ・サンローランのキャンペーン音楽を担当し一躍注目を集めたLA出身のインディー・ポップバンド、チェリー・グレイザーのニューアルバム。メンバー変更の影響か前作に比べてガレージ・ロック色が薄れてはいますが、ヴォーカルのセクシーな歌声と癖のあるメロディーは病みつきになります!
楚良隆司
Julie Byrne「Not Even Happiness」 ▼ニューヨーク出身のフォーク系シンガーソングライター、ジュリー・バーン。この人のことはほとんど知らなく何の予備知識もない状態で聴いたのですが、その声にヤラれました!アコースティックギターの擦れる音が何とも気持ち良く、後ろのほうでうっすら流れているエレキやシンセの音も心地よい。アルバムの他の曲も聴いてみてください。
John Mayer「The Search for Everyone - Wave One」 ▼ジョン・メイヤーの新曲はトリオメンバーのスティーヴ・ジョーダン(ドラムス)とピーノ・パラディーノ(ベース)の気持ち良い演奏によるリラックスしたソウルフルなナンバー。しばらく個人的ヘヴィロテになりそうな曲です。
KKBOX編集室
KKBOX編集室

関連アルバム

最新の記事

    share to facebook share to facebook share to facebook share

    Ctrl + C でコピー