紅白初出場を決めた”リンホラ”って…?

紅白初出場を決めた”リンホラ”って…?
森朋之
森朋之

2013年の大晦日に行われる「第64回NHK紅白歌合戦」にサカナクション、miwa、泉谷しげるなどとともに初出場するLinked Horizon。出場歌手が発表された際に「Linked Hirozonって誰?」と思った方も多いだろうが、じつはアリーナクラスの会場を満員にする“知る人ぞ知る”ビッグアーティストなのだ。 Linked Horizon(通称“リンホラ”)は、Sound Horizonを主宰するRevoが他作品(ゲーム、アニメなど)とコラボレーションするときのユニット。(ちなみにSound Horizonとは、壮大な物語性を含んだ音楽とシアトルカルなライブで人気を得ているRevoのソロユニットです)このプロジェクトが誕生したきっかけは、Revoが2012年にニンテンドー3DS用ゲーム「ブレイブリーデフォルト」の音楽を担当したこと。さらに’13年、アニメ「進撃の巨人」の主題歌「紅蓮の弓矢」を手がけ、大ヒットを記録。Linked Hirozonの名前は、アニメファンを中心にさらに広まることになった。 “2013年、もっとも大きな注目を集めたアニソン”と言っても過言ではない「紅蓮の弓矢」は、勇壮なイメージのハードロックを基調にしたナンバー。ドラマティックに展開していくメロディ、凄腕のミュージシャンたちによる強靭かつテクニカルなバンドサウンド、そして、「進撃の巨人」の世界観に重なる歌詞がひとつになったこの曲は、Revoの際立った創造性がダイレクトに反映されている。既存のJ-POPの枠を大きく越えたリンホラの音楽世界は、日本中に大きなインパクトを与えることになりそうだ。また、Revoが生放送のテレビ番組に出演するのは今回が初めて。その壮大なパフォーマンスにもぜひ注目してほしい。

森朋之
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