【検証】Aviciiの来日公演、4度目の正直は実現するのか?

【検証】Aviciiの来日公演、4度目の正直は実現するのか?
KKBOX編集室
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3月29日、Facebookを通じて、今回のワールドツアーを最後にショウから引退することを宣言したAvicii。しかし、先日、ラスベガスのラスト公演をキャンセルし、「4度の来日キャンセルか!?」と思わずヒヤっとした方は多いはず。そこで、今回はAviciiの過去のキャンセルを振り返りつつ、4度目の正直となる来日は本当に実現するのか検証してみた。 そう、まだ我々は油断できないのだ。
来日キャンセルもZeddがフォロー!
出典元:(YouTube:AviciiOfficialVEVO) 2011年にリリースした「Levels」のヒット、2012年にリリースしたNickey Romeroとのコラボレーション・シングル「I Could Be The One」が全英シングル1位を記録。その活躍が世界に知られることになったAviciiは2013年3月30日に幕張メッセで開催されたSpringrooveに出演する予定だった。しかし、マイアミで開催されたUltra Musi Festival直後に倒れ中止に。その際、来日していたZeddは自身のDJの中で「Levels」をプレイ。キャンセルに肩を落とす観客の溜飲を下げていました。 <検証ポイント> 開催公演:AVICII SPRINGROOVE 2013 日本公演日:2013年3月30日、31日 キャンセル発表日:2013年3月26日 ポイント:ドクターストップにより、公演4日前にキャンセル
全米ブレイク!待望の単独公演も・・・
出典元:(YouTube:AviciiOfficialVEVO) 2013年にリリースされた先行シングル「Wake Me Up」がYouTubeで現在までに9億5千回再生され、アルバム『True』が全米チャート5位を記録。 最高のアルバム・デビューを飾ったAviciiだが、2ヶ月で60曲を用意し、ピーク時には1年で325ものショウをこなすなど、かなりのハードワークを課して、自身を追い込んでいた。さらに2014年には再び体調が悪化。前年の膵炎に続き、腎臓結石、胆のうの摘出手術、盲腸と次々と病魔に襲われ、Ultra Music Festivalを皮切りに多くのツアーをキャンセル。そして病状はなかなか回復せず、年内活動をキャンセル。10月の単独来日公演も夢と消えたのだ。 <検証ポイント> 開催公演:富士急ハイランド・コニファーフォレスト 日本公演日:2014年10月11日 キャンセル発表日:2014年9月11日 ポイント:体調不良により、公演30日前にキャンセル
アルバムと共に盛り上がる機運も・・・
出典元:(YouTube:AviciiOfficialVEVO) 2015年の5月になると「Feeling Good」「Waiting For Love」と連続公開。アルバム『Stories』リリースの機運が高まり、遂に10月の来日公演がアナウンスされる。しかし、悪いことは重なるもの。アメリカのビルボードに9月に彼からの2015年の全てのツアーを延期する報告が。その理由は、「来年に向けたより大きなツアーの計画と相当な休息を取るため」。そして「『For A Better Day』と『Pure Grinding』における監督デビューのプレッシャー」とのこと。この頃のAviciiの写真は目に見えて痩せており、体調回復が順調ではないのは明らか。本人も悔しかったようで、「何かとてもスペシャルなことを企画しようと思います」と日本のファンへメッセージを残している。 <検証ポイント> 開催公演:山梨富士急ハイランド・コニファーフォレスト、大阪舞洲BEACH SIDE特設会場 日本公演日:2015年10月10日、11日(山梨)、 2015年10月12日(大阪) キャンセル発表日:2015年9月11日 ポイント:多忙により、公演30日前にキャンセル
そして、4度目の正直にも暗雲が
出典元:(YouTube:Martin Garrix) Avicii本人が「埋め合わせをする」と約束した通り、遂に4度目となる来日公演が6月に決定。Ultra Music FestivalではMartin GarrixがAviciiとのコラボレート曲をプレイするなど、話題も上々。また、その後の3月29日に今年のツアーでショウを引退することを発表し、最高のツアーにすることを約束。5月4日には、意気揚々と日本のファンへ「大阪と東京、どっちのショウを見るんだい?」とツイートをしていた。しかし、5月13日に米ビルボードがラスベガスにおけるラストツアーを「個人的な理由」でキャンセルしたことをきっかけに一気に暗雲立ち込める事態となった。 そして、あまり考えたくはないが、 2013年→4日前にキャンセル 2014年→30日前にキャンセル 2015年→30日前にキャンセル 2016年…? はい、考えたくはないですね。
それでも彼が来る理由
出典元:(YouTube:AviciiOfficialVEVO) とここまで3度の来日キャンセル、そして4度目の公演の周辺情報をまとめてきましたが、いかがでしょう?それでも筆者は今度こそAviciiが来ると確信しています。その根拠ですが、5月のギグが29日のRock In Rioだけで、次が6月4日の日本のツアー、その次が6日後のタイと比較的スケジュールが穏やかな点。前回と異なり、Ultra Music Festivalには出演している点。そして、これまでの全公演キャンセルと異なり、あくまで一部のツアーをキャンセルしている点です。ここに彼の出演の意思が伺える。 もちろん、最後まで油断はできません。しかし、「Broken Arrows」で描かれているのは復活にかける男の物語。そんなPV同様、必ず最高のパフォーマンスを見せてくれることでしょう。EDMシーンに革命を起こした名曲を聴きつつ、万全の態勢で迎え撃ちましょう! 頼むぜ、アヴィーチー!僕らは君を諦めない!
KKBOX編集室
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