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素晴らしき嘘

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Lyricist: 山村隆太     Composer: 阪井一生



絵に描いたような月に 雲のインクがこぼれた
むき出しの心を 隠した僕のようだ

プライドが邪魔をして
息を潜ませた 牢獄の中

きっと誰にも白黒つけられない 何度も引き裂かれながら
素顔と仮面を 無意識にすり替えてゆく
本当のことはいつでも あなたと僕の中にある
この世界を敵に回しても 奪えはしない

正直さばかりが 正しいわけじゃないこと
みんな分かってるのに 正論を求めるんだ

モラルでさえ押し付ければ
ナイフのように誰かを傷つけるんだ

そっと悲しくないと誤魔化すほうが 誤魔化さないよりも痛い
分かってる それなのに互いに強がり合って
「大丈夫」とおどけて笑う あなたの優しき嘘に
気付いてるから救われるんだよ

ひとつの答えじゃ生きづらい時代だろう
絆のカタチだってさ 人それぞれだろう
だからこそ僕ら 歩み続けるんだよ

きっと誰にも白黒つけられない 何度も引き裂かれながら
素顔も仮面も 二人にとっては真実
大切な想いは今も あなたと僕の中にある
この世界を敵に回してもいい 誰も奪えない