CRONUS×CЯOCUS
Lyricist: 哀婉P Composer: tg-sora
月の水面に 乱れ咲く
巡る音の流れに身を震わせ
薔薇は漆黒 白の土
迫る幻の足音 黒い庭(Black Garden)
鐘が響く夜 麗しの眠り姫は
虚ろに空を見上げる
指が爪弾く おぼろげな愛の言葉
届かぬままに忘れる
獣の王子は訪れるでしょうか
きっと誰もが望む未来
それなら答を切り開き嗤おう
いつか失うはずの噺
蝶の舞い飛ぶ 針の上
消える時の流れに身を凍らせ
薔薇は漆黒 白い水
混じる色の苦味 黒い庭(Black Garden)
猫が通れば 黙りこむ王子様の
真面目な襟を崩せば
緩む首元 淡色で描く言葉
茨の道は広がる
いつでも不幸は隠される童話に
そっと重ねた歪む未来
ワルツは花壇を 知らぬまま踏み抜く
ずっと気づかないまま願う
染みる汚れに 湧いて逝く
止まる息の温みに身を迷わせ
薔薇は漆黒 白い陰
瞳染まる光を
月の水面に 乱れ咲く
巡る時の流れに身を震わせ
薔薇は漆黒 白い水
混じる色の苦味は 黒い庭(Black Garden)