Lyricist: Mah Composer: Mah
息苦しさをねじ伏せて
好きになろうとした映画みたいな
泥に片足を突っ込んでる
ここには誰もいない
小細工なしで生き残りたいと
誰にも言わずにいたっけ
愚直を生かした生存戦略の終わりの日
ああいつもの雨は
やさしく溺れさせる
旨くもないと言いながら
そこまで食わなくたっていいだろう
私の生き様を吐き出す腹の中まで
私の脚が腐っていくのを
気づきたくはないから
歩き方を教えた
言葉で鎮め宥め
泣けば引き上げてまた 突き落とす
フォークなんかで突っつかないで
ひと思いにやっちゃって
サディストが作った街に
かぶれては痛みを知らぬ顔して
乗り慣れない路線を越えて
見慣れない駅まで道を外れて
揺れるバスから遠目に見てた
タイヤの墓場の果てにきた
ここだけは来るまいと
眺めてた場所へきた
カレンダーは白いまま
終わりが来る日へめくっていた
それがいつなのか
知る事が出来たなら
赤いペンでその日を囲んでいた
私の脚が腐っていくのを
指を咥えて見ているわけにはいかない
未来を疎んだツケがきたんだ
ついに自分の番が来たんだ
いやだ
フォークなんかで突っつかないで!
もう使いものにならないなら
未練がましいその斧で
おまえのその脚を切ってやれ
もう使いものにならないなら
未練がましいその斧で
おまえのその脚を切ってやれ
フォークなんかで突っつかないで!