作詞:otetsu 作曲:otetsu
春風の中で手を取って子供の様に唄を歌う
二人の声は何処までも
髪を撫でて小さな体を抱き抱えて
空は青く、強く照らし続けている太陽
けれど永遠なんていうものは何処にも無く
今はもう隣に居るはずの君の姿は
風に消えてゆくあの日の唄声
変わらない未来を信じていた夢
摘んでつくった花のかんむりを
頭に乗せ、笑う、写真の中の君
何処へ
空が歪む
君が滲む
空が歪む 刻み込まれた記憶の渦へ
君か滲む 君が滲む 君とさようなら
どこで僕らは間違ったのだろう
白く冷たい月明かりの慰め
風に消えてゆくあの日の唄声
そっと目を閉じてあの唄を歌う
最後に呼んだ君の名前は
一人の部屋の中、虚しく響いてゆく