作詞:toya 作曲:オレジナルP
月惑う夜が耳元で光の揺れを囁き謡う
「こう在りたい、と願うだけなら
誰にだって出来る」
ヒトの理想を象って造られた羽は美しいだけで
ヒトは鳥のような自由など、望んではいけない?
悲しみ一つ、眩暈に任せ 銀の砂漠を飛んで往く
沈黙は空に為り次の風を待っている
誰か、呼んでいる
時褪せる雲が隠しては見つけられない
振りをした言葉
「願い続けたヒトなら、もう鳥と
共に飛んでいる」と
透き通る羽は影を散らし 星の静寂を漂い往く
凍るほどに繊細な夜の焔探して
遠ざかる声
そう在りたい、と願うことさえ
止めてしまった私には
最初から鳥のような自由など相応しくなかった
悲しみ一つ、眩暈に任せ 銀の砂漠を飛んで往く
沈黙は空に為りもう来ない風を待っている
透き通る羽が影を散らし 星の静寂を漂い往く
凍るほどに繊細な夜の焔に触れて、熔けた