歌曲

ブランコ

試聽 收聽全首

作詞:秋元康     作曲:Hiro Hoashi



君のことを誤解してたんだ
僕を知らないと思ってたんだ
十分距離を置いていたつもりが
ずっと僕は見られていたのか
一つ空いた端っこのブランコ
風のように偶然座って
こぎ始めてしばらくしてから
いつもここにいるのねと言った

ゆらりゆらり揺れてたから
君の声が夕焼けに
吸い込まれてしまいそうだ
今僕も
ゆっくりブランコこぎながら
追い付こうとしたよ
あと少し

もうこれからは言葉なんか何もいらない
前へ後ろへ
僕らはただ空を泳いだ

恋について考えたことも
君が愛しいと思ったことも
小さなため息に変えたけど
いつか君と話してみたくて
秋の終わり枯葉が舞う頃
帰り道に何度も通って
あのベンチで誰かを待ってる
君をいつも遠くで見ていた

なぜか今日は寂しそうだ
長い髪がたなびいて
誰かが描くデッサンみたい
一人きり
心はブランコ乗らないまま
歩いているんだね
あの道を

ほら星空がこのつま先の向こうに広がる
僕でいいならこのまま一番そばにいるから

もうこれからは言葉なんか何もいらない
前へ後ろへ
僕らはただ空を泳いだ

今夢の中時間の川が静に流れて
ただ一つのブランコだけがここで揺れてる