キャ・ノンとチャンベイビーが考えたKiSS KiSSのキャッチコピーとは?王道アイドルに潜むWACK魂

キャ・ノンとチャンベイビーが考えたKiSS KiSSのキャッチコピーとは?王道アイドルに潜むWACK魂
J-Pop
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Interview

山本雅美

2023-06-30

アイドルが愛用しているイヤホンやヘッドホンを見せて頂きながら、普段のミュージックライフについて掘り下げていく連載企画「アイドルたちの耳元」。今回はBiSHやGANG PARADEなど個性的なグループを多く擁する音楽事務所WACKから生まれた新たな王道アイドルグループ・KiSS KiSSから、キャ・ノンさんとチャンベイビーさんをお迎えしました。

WACK合同オーディション最終日の2023年3月25日に結成がアナウンスされたKiSS KiSS。結成からわずか1ヶ月強で6月3日から全国5都市6公演を回る初ワンマンツアー「GiMME KiSS TOUR」を開催し、6月21日に1stアルバム『FiRST ALBUM』をリリースと躍進しています。そんな彼女たちに新作アルバムについて、そしてお二人の大好きな音楽についてお聞きしました。

(撮影:山本雅美)

キャ・ノンとチャンベイビーの耳元

──事前にお二人が最近どんな音楽を聴いているか教えて頂きましたが、ちょっと意外性のある選曲で。まず、ノンさんが挙げてくれたthe pillowsの「ストレンジカメレオン」は、20年以上も前の曲ですよね。

キャ・ノン:the pillowsは大好きです。一番よく聴いているのは「プレジャー・ソング」なんですが、最近は「ストレンジ カメレオン」をよく聴いています。6分ぐらいの長めの曲なんですが、駅から家まで歩く時間がぴったりなんです。

──どんなきっかけでthe pillowsを聴くようになったんですか。

キャ・ノン:ELLEGARDENがきっかけです。小学生の頃にお店で流れていたELLEGARDENの歌詞がすごくいいなと思っていろいろ歌詞検索していたら、「Funny Bunny」という曲を見つけて。それがthe pillowsのカバー曲だったんです。それからthe pillowsの楽曲がすごく素敵だなって思って掘り起こして聴くようになりました。音楽との出会い方って、いろいろあって面白いなって思います。

──ELLEGARDENから繋がった新しい音楽との出会い。いい話ですね。しかし、なかなか感性豊かな小学生だったんですね(笑)。

キャ・ノン:だからELLEGARDENが再始動した時は本当に嬉しかったです。ずっと自分がイヤホンだけで聴いていた音楽をちゃんとライブで見ることができたので。

──お、ライブ行けたんですか?

キャ・ノン:はい!再始動した時のZOZOマリンスタジアム公演と年末のZepp Haneda公演に行ってきました。もう幸せすぎました。

──2回も。完全にコアなファンじゃないですか(笑)。ELLEGARDENは若い世代にも人気ですが、ノンさんの話を聞くと納得です。あと清竜人さんあたりの選曲も少し意外でした。

キャ・ノン:豆柴の大群の「暖かくてね冷たい夜を越えて」が清竜人さんが手がけた曲なんですけど、それを聴いてめちゃめちゃいいなって思ったんです。それで、同じ時期にリリースされていた「愛が目の前に現れても僕はきっと気付かず通り過ぎてしまう」を聴いたら、同じようなテーマで歌われていたんです。その時の清竜人さんのマインドはこういうことなのかなって感じて、よく聴くようになりました。

──かなり深い考察ですね。確かに「暖かくてね冷たい夜を越えて」って、豆柴の大群のいつもの雰囲気と結構違いました。なるほど、改めて聴き直してみます。

──ベビさんの選曲はK-POP、しかもカッコいい女性アーティストが多いなと感じました。

チャンベイビー:私は超ちっちゃい頃からK-POPがすごく好きで、本当にK-POPしか聴いてこなかったんです。(G)I-DLEさんは最近アルバムをリリースしたのでよく聴いています。

──改めて聴いてみたら、すごくカッコいいグループだなって感じました。

チャンベイビー:そうなんです!めちゃカッコいいんです。 あと私はファッションが好きなので、今回の(G)I-DLEさんのファッションがPOPな感じになっていて、音楽と同じように気になっています。いまは(G)I-DLEさんをひたすら聴いてますね(笑)。

──イ・ヨンジさんのラップも聴きごたえあります。

チャンベイビー:私が韓国に住んでいた時に、高校生ラッパーのサバイバル番組が放送されていて、その時に流行っていた「オレンジツリー」という曲があるんですが、当時その曲をよく聴いていました。イ・ヨンジさんは音楽もいいんですけど、ゲストと一緒にお酒を飲むYouTubeチャンネルをやっていて、それがめっちゃ面白いんです。ぜひ観てみてください。

──意外だったのはスピッツです。 ノンさんがあげてくれたthe pillowsと同じで、この曲もかなり前の曲ですよね。

チャンベイビー:私は日本の曲はほとんど聴いてこなかったので、未だにお母さんが聴いていた曲を聴いている感じです。その中でもスピッツさんは大好きです。私の大好きな映画『ハチミツとクローバー』の主題歌の「魔法のコトバ」も、すごく映画に合っていました。その他にもお母さんがYUKIちゃんやジュディマリのDVDをよく観ていて、そのMVとかライブとかすごく可愛かったのが印象に残っています。やっぱり、ファッションとか映像とリンクさせて聴くことで好きになっていくことが多いかもしれないですね。

──お母さんの影響が大きいんですね。ところでイヤホンは二人ともAirPodsなんですね。

キャ・ノン:ノイキャンがやっぱりいいですよね、AirPodsは。あと大きい音を出しても、あまり音漏れしないのもいいです。以前はヘッドホンとか、ほかのイヤホンも使ったことがありますが、このサイズ感がよくてここ3年ぐらいはAirPodsを使っています。

チャンベイビー:私もAirPodsを使っているんですが、有線のイヤホンと使い分けてます。遠征の時の移動中にAirPodsを使っているとポロっと取れちゃうんです。遠征する時を基準で考えて使い分けてる感じです。

『FiRST ALBUM』にはたくさんのキスが溢れてる

──それではKiSS KiSSのお話を聞いていきたいと思いますKiSS KiSSを結成しようと言われた時の気持ちって、率直にどんな気持ちだったんですか。

キャ・ノン:WACK合宿の1ヶ月か2ヶ月ぐらい前に「この6人で新しいグループをやります」と突然言われたんです。最初は嘘かなと思ったんですが、渡辺さん(WACK 代表取締役社長)によくお話を聞いたら「自分が直接携わって、王道なアイドルをやりたい」とって言ってくださり、本当なんだと。

チャンベイビー:私も信じられなくて。クラッカーとか鳴って「テッテレー。ドッキリでした!」みたいになるんじゃないかって思ってました(笑)。

──そんなに突然の出来事だったのですね。

キャ・ノン:私たちはGO TO THE BEDSの時も、PARADISESの時も途中加入だったので、歌割りも振り付けも覚えればよかったんですね。でもKiSS KiSSはゼロからのスタートだし、全部自分たちで考えていかなければいけないじゃないですか。最初は難しくて苦戦しました。でも、新しいことができることに本当にワクワクして楽しみになっていきました。

チャンベイビー:ノンが話した通りで、自分たちがゼロから何かをさせてもらえるんだということに、すごくワクワクしました。「KiSSES」のデモ音源を聴かせてもらった時は、そのワクワクを曲にしているみたいな感じがして、ときめきました。

出典元:YouTube (KiSS KiSS OFFiCiAL CHANNEL)

──「KiSSES」のMVで、その気持ちがすごく伝わってきます。6人の笑顔がたくさんあって、めちゃめちゃ嬉しい気持ちが溢れていました。これまでのWACKのグループにはなかったようなプライベート感もありますよね。MVの撮影、かなり楽しかったんじゃないですか?

チャンベイビー:メンバーのキャラクターに合うように衣装を用意して頂き、ステージ衣装を含めて3回変わっています。そのたびに髪型も時間をかけてスタイリングしてもらって、私はちょっと派手なツインテールにしてもらいました。

──部屋着感もあって新鮮でした。

キャ・ノン:可愛い衣装を着せてもらってすごく嬉しかったです。6種類の違う衣装が置いてあったんですが、「これは、この子が着るだろうな」って思っていたら、結構当てはまりました(笑)。

──そうなんですね。メンバーのみなさんが普段着ているファッションってこんな感じなのかなという想像もできて新鮮でした。

チャンベイビー:これはノンが着るだろうなと思っていたら、やっぱりノンでした(笑)。ほかにも、これまでやったことないセットチェンジがたくさんあって、小物とかも全部可愛くてキュンキュンしました。

──王道のアイドルになった気持ちになれました?

キャ・ノン:すごくなりました。こんなに可愛いセットで撮らせてもらえるんだと思って。でもアクリル板に向かってキス顔をするシーンがあるんですが、すごく恥ずかしかったです(笑)。

──こっち側には大人の皆さんがいるんですか?

キャ・ノン:そうです。メンバーも見ていて。そんなことやったことがなかったから、全員ふざけに逃げようとするんです。でもそれは怒られて、真面目にやりなさいと言われちゃいました。

チャンベイビー:私もちょっとふざけちゃって、その部分はカットされてます(笑)。

──王道アイドルな現場の雰囲気じゃないですか(笑)。お二人が感じる「KiSSES」の注目して欲しい聴きどころはどこでしょう?

チャンベイビー:サビの振付です。今まであまりなかった手振りの数の多さとか、KiSS KiSSポーズをたくさん取り入れてて、サビにいっぱい出てくるんです。だから、そこは注目して欲しいですね。

キャ・ノン:イントロの部分が真似しやすい振付になっています。今回のツアーでアンコールの時にお客さんにそのイントロの振付を覚えてもらって、一緒にTikTokを撮っているんです。たくさん真似して欲しいなと思います。

──とにかくアルバムにはキスをテーマにした曲が多いですよね。その中でも「KiSS KiSS KiSS」はアルバムの中でもWACK的で攻撃的な曲になっていますね。数えてみたら、歌詞にキスって言葉が144回出てきます。

出典元:YouTube (KiSS KiSS OFFiCiAL CHANNEL)

──キャ・ノン:数えてくださったんですか(笑)。「KiSS KiSS KiSS」はイントロが1分ぐらいあって全然歌が始まらないじゃないですか。まずそこから尖ってるなって。飲み会のコールに使えそうな感じの曲にしたかったらしくて、歌詞も337拍子から取っていて、面白い振付をいっぱい入れました。

チャンベイビー:私は「ス」という発音が得意じゃないので大変でした(笑)。初めて聴いた時からKiSS KiSSっぽくないけど、でもKiSS KiSSだなって思える曲です。振付はみんながサクサクいいのが思いついちゃいました。最初は歌に入るまでどうしようかなみたいな感じだったんですが、いろいろやってみたら面白くて、アイディアがいっぱい出てきた曲です。

──「KiSS KiSS SUNSET」はアイナ・ジ・エンドさんの作詞・作曲です。こんなに可愛くて、リズミカルな曲作るんだって思ってビックリしました。

キャ・ノン:デモ音源の歌がアイナさんの声だったんです。

──えー。貴重ですね。

キャ・ノン:その時点ですでに完成されていて、こんな素敵な歌を自分たちはこんなに素敵に歌えるのかなみたいな感覚でした。アイナさんはレコーディングにも立ち会って頂いて「こんな風に歌ってみてください」とかディレクションしてくれて。それもすごく優しいんです。「自分では歌えないけど、KiSS KiSSだったら歌って欲しい」という言葉も言ってくださり、振り付けも考えてくれて。もう全てが嬉しい思い出になっています。

チャンベイビー:デモがアイナさんの歌だった時に、私たちが歌ったらどうなるのか本当に想像がつかないぐらい素敵な曲でした。レコーディングの時は緊張してたんですけど、本当にすごく優しくしてくださって。あと人のいいところを見つける天才なんだって思いました。メンバーのよさを引き出してくださるのもすごく上手でした。

キャ・ノン:歌割りも「ここはキャ・ノンに歌って欲しいから」みたいな感じで、たくさん歌入れをさせてもらいました。

──「KiSS KiSS SUNSET」はアイナさんとの共同作業で出来上がったんですね。

キャ・ノン:大変ありがたかったです。

チャンベイビー:はい。

──この曲はとても大事な曲になりそうですね。おかもとえみさんからの提供曲「Twilight」もいいですね。音数の少ないシンプルな曲でありながら、チャーミングな空気感があります。小刻みに転調する感じもエモいです。ベビさんは、最近聴いている曲にもあげてくれていましたよね。

チャンベイビー:お気に入りです。最初にデモを頂いた時から素敵だなと思った、メンバー全員大好きな曲です。いま移動の時はずっと聴いてます。私は今回のアルバムで作詞をしている中で、すごく難しいなって感じていた時に「Twilight」を聴いて、どうしたらこんな詞が思いつくんだろうって感動しちゃいました。サビの〈777 たまにはいいことあるねもう一本 いぇい〉という歌詞がすごくよくて。ちょっと落ち込んじゃった時とか聴くとすごく沁みるんです。

キャ・ノン:セイが振り付けを考えてくれたんですが、それも含めて 「Twilight」をやると、メンバー全員元気が出てくるんです。だから自分たちの気分を上げるためにも、練習ではあえて最後に持ってきてました。おかもとさんもレコーディングの時にスタジオに来てくれたんですけど、絶対に歌いたいパートがあったので強い気持ちで挑みました(笑)。

──それは、どこなんですか?

キャ・ノン:〈一人になりたい時もあるけど 一緒にいたいの今日は特別〉というところです。無事にパートをもらえました(笑)。

──二人とも「Twilight」の詞に共感する部分があったんですね。

チャンベイビー:キャッチーな言葉がある中でも、サビのエモさとかがあって。新しいけど、ちょっと懐かしさも感じるみたいな。

──みなさんの歌の表現もよかったです。〈いぇい〉がめちゃくちゃ元気過ぎない、いい感じの力の抜け方で、リアルな気分を表していると思います。

チャンベイビー:ありがとうございます。

キスだけじゃない!個性が開花するメンバー作詞の楽曲

──『FiRST ALBUM』は、好きな人への気持ちや、乙女チックな気持ちがたくさん詰まっていますが、その一方で興味深かったのはメンバーのみなさんが作詞された曲がサウンドも含めて個性的で、多様性を持っている点です。そんなこともあって「聴いていて飽きない」という言い方は失礼かもしれないんですけど、あっという間に時間が過ぎてしまいました。メンバーの作詞曲は全部で5曲ありますが、好きな曲を選んで詞をつけた感じなんでしょうか?

キャ・ノン:すべての曲に詞を書きました。それがコンペ式で選ばれていく感じですね。

──ノンさんが作詞されたのが「SEEK」。かなり大人チックじゃないですか、この曲。〈あなたと溶け合えば幾度刺さる棘 はりぼての愛なら泡になって〉とか、大人でもなかなか書けないですよ。

一同:(笑)

キャ・ノン:曲を頂いた時からちょっと懐かしさもある感じだったので、大人っぽい歌詞がいいかなって思いました。今回のアルバムは自分でテーマを決めて詞を書いたんです。私は「KiSSES」に出てくる女の子が、もしバットエンド側に行ったらどうなるだろうというのを想像して詞を書きました。

──えっ、「KiSSES」と繋がってるんですか。それは面白い視点ですね。

キャ・ノン:好きな人から一度だけ花をもらったけど、そこには愛がなくてっていうのを知ったら、その女の子はどう思うんだろうなっていう感じでイメージを膨らませていきました。

──曲の最後に〈馬鹿なふりさせて〉という歌詞が出てきますが、すごく締まりますよね。

キャ・ノン:ここも「KiSSES」のサビの最後に〈バカだな〉って出てくるので、そこから取ってみました。「KiSSES」では好きだという気持ちが「てへ」みたいな感じだったけど、「SEEK」では、そんな気持ちが無駄だとはわかってしまった女の子の気持ちです。

──なるほど。そういう視点でもう一度聴いてみます。ベビさんが作詞したのは「あの日のメロディ」ですが、とてもメッセージ性があります。ベビさんがこんなにしっかり詞を書けるなんてビックリです(笑)。

チャンベイビー:そんな、そんな。私はこの曲の詞に自分の詞が採用されると思っていなかったんです。POPな歌詞の方が上手くいったと思っていたので。ちょうど詞を書いたのが3月ぐらいだったんですが、私の家に帰るまでの間の公園に桜が咲いていたんですね。それで、春の出会いと別れを彷彿させるちょっと青春っぽい感じで、卒業式とかに聞きたくなる曲になったらいいなって思って書きました。春らしい綺麗な歌詞にしたかったので、季語とか少し難しい言葉をたくさん調べましたね。

──ノンさんは、ベビさんの詞について感想はありますか。

キャ・ノン:学校っぽい歌詞だったり、季節に関する歌詞が入っている曲がいままでの曲にはあまりなかったので、それが両方入っていてすごくいいなと思いました。私自身は暗い歌詞を書いてしまったから、こういう切り口があるのかという発見がありました。あと、ベビってこんなたくさんのこと書けるんだなって、私も驚きました。

一同:(笑)

──メンバーでこんな詞を書いたんだよとか、見せ合ったりしますか?

チャンベイビー:途中で「こんな詞を書いているよ」とか一部分を見せたりしますが、全部はないですね。

──そのほかのメンバーの作詞曲も、それぞれに個性がありますよね。

チャンベイビー:みんな全部の曲に詞を書いたので、なんでこの曲にこのメンバーの歌詞が採用されたのか、というのが不思議と納得できちゃいましたね。それぞれの個性も出ているので、面白いなって思いますね。メイは「わんわんおーらぶ♡」を犬の気持ちがテーマって言っているんですが、絶対に自分の気持ちじゃないかって思ってます(笑)。

キャ・ノン:セイの「フランケンシュタイン」は衝撃でした。サビの歌詞がフランケンシュタインって、普通ないじゃないですか。セイが移動中のバスの中、夢見心地で書いた詞らしくて、寝ている時と起きている時の間の状態らしいんです。セイの脳内ってこうなってるっていうのが見えたように思えて面白かったです。セイの詞を見ていたら、私の詞って現実主義だなっていうふうに思ってしまいました(笑)。セイの詞はすごく幅を広げてくれる言葉が多いなって思うので、これからもセイの歌詞は楽しみです。

──ナルハさんの「iDEAL」は、KiSS KiSSの決意表明というか、これから前に向かっていく気持ちが伝わってきます。

チャンベイビー:ナルらしい納得な歌詞です。戸惑いみたいなものがありつつも、前を向いていこうって気持ちになれますよね。WACK魂を封じ込んだような「行かなくちゃ」という言葉もばっちりです。

──ノンさんとベビさんは、この曲ではどんなことを書いたんですか?

チャンベイビー:私は夜が朝に変わっていく頃のことをテーマに書いたような気がします。

キャ・ノン:私は出会いと別れ系にしました。もう会えない別れた人を思い出すみたいな歌詞です。

──やっぱり面白いですね。みんな違う捉え方があって。同じ曲で歌詞が違うEPとか出した方がよくないですか?

チャンベイビー:みんな歌詞違いの曲ですか?確かに!

キャ・ノン:面白そうですね。

二人が考えたKiSS KiSSのキャッチコピー

──現在(取材時は大阪公演直後)は全国ワンマンツアー真っ只中ですね。もうファンの人たちの呼び方は決まっているんですか?

キャ・ノン/チャンベイビー:KiSSERSです。

──KiSSERSのみなさんの反応を含めて、初のライブツアーはいかがですか?

チャンベイビー:ライブもゼロからやるのが本当に初めてなので、これまで他のメンバーが築き上げてくれてきたものとか、存在の大きさに改めて気づくことができました。KiSS KiSSのライブを自分たちで作り上げていくことは大変だけど、でもやっぱり楽しいなっていうのがいまの気持ちです。

キャ・ノン:アルバムリリース前のツアーなので、半分以上はライブに来ないと聴けない曲なんですね。KiSSERSの皆さんも全くの初見だから、聴くだけじゃなくて、ノってほしいなって思いながらライブをしています。どうしたら楽しんでもらえるかなっていうのを考えながら、一つひとつのライブを頑張っています。

──KiSSERSの皆さんに見守られている感じですか?

キャ・ノン:私たちがこうしようっていう想いを汲んでくださってるっていうか、KiSSERSのみなさん自身が、こうしていこうみたいな空気をすごく感じることができて嬉しいです。

──KiSS KiSSの皆さんが所属されているGANG PARADEはこれからライブがたくさんあります。そんな中でKiSS KiSSも代官山UNITでの追加公演が決まったり、TOKYO IDOL FESTIVAL 2023に出演が決まったりと大忙しの夏になりますね。KiSS KiSSにとってどんな夏にしていきたいですか。

キャ・ノン:やっぱりフェスや対バンイベントで戦えるグループになりたいなって思います。対バンイベントでは、このグループが出るなら見たいっていうのあるじゃないですか。そういう風にKiSS KiSSもなれたらいいなって思っています。TOKYO IDOL FESTIVALは、KiSS KiSSを初めて見てくださる人がたくさんいると思うので、成長できる大きなチャンスだと思います。

チャンベイビー:これまで出たことなかったような対バンイベントに出演することが多くなってきたんですが、今まで感じたことがなかったタイプの闘争心みたいなものが湧き上がってきています(笑)。戦って勝ちにいけるようになっていきたいです。

──正統派アイドルでありながら、WACK魂は忘れない感じなんですね。

キャ・ノン:そうですね。やっぱりそこは変わらないです(笑)。

──いやー、心強いです。その気持ちを大切にしてください。ところでKiSS KiSSのキャッチコピーってあるんですか?

チャンベイビー:ないです、まだ。

──そうなんですね、では是非お二人で考えてもらえませんか?

キャ・ノン:二人で考えていいんですか。

──KiSS KiSS あなたの唇を奪います!みたいな。

一同:(笑)

チャンベイビー:何がいいかな。

キャ・ノン:KiSS KiSSのキャッチコピー・・・。

──(10分経過して)まとまってきた感じですか?

チャンベイビー:はい、それではいきます。せーの

キャ・ノン/チャンベイビー: “最後のキッス いただきま~チュ ”です。

──エモいキャッチコピーですねー。ありがとうございます。オフィシャルで採用されるといいな。


〈Live Information〉

◉7月28日(金) GiMME KiSS TOUR MORE KiSS@代官山UNIT 追加公演決定!

◉8月5日(土) TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 supported by にしたんクリニック

◉9月10日(日) JAICO FES 2023 @日比谷野外音楽堂


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