アーティストたちが影響を受けてきた音楽や、100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲をテーマにしたFMプログラム「KKBOX presents 897 selectors」(毎週木曜日20時からInter FMでOA中/DJ:野村雅夫)。今回のセレクターは、今月8月29日に、およそ3年ぶりとなるNew Album『ELEVEN PIECE』をリリースしたORANGE RANGEのNAOTOさんです。そのサウンドメイクのカギを握るNAOTOさんの音楽のルーツ、影響を受けた曲、100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲などを伺いました。
音楽体験の原点となる音楽
電気ビリビリ / 電気グルーヴ
小さい頃は音楽というものを本当に聴いていなかったんです。10歳の頃に何かの拍子にこの曲を聴いた時に「なんだろ。これは??」と不思議な感じになりました。この歌い方はなんだろうとか、バックの音もピアノとかリコーダーとか自分がよく知っている楽器でもないし(笑)。音楽をというものを初めて意識した曲ですね。
10代で節目となった音楽
music response / The Chemical Brothers
電気グルーヴしか聴いたことがなかったんですが、高校生になると友達がいろんな音楽を教えてくれるんです。
ケミカル・ブラザーズは、シンセサイザーとリズムがすごく印象に残りました。歌がなくてもリズムで人をのらせていくというのが面白かったです。ちょうどこの頃はシンセサイザー含めて、ピアノやギターとかいろんな楽器を弾き始めていたので、色んな音遊びをしてましたね。
Where Is Everybody ? / Nine Inch Nails
この曲を聴く前は、シンセサイザーの音楽は明るい感じのものだと思っていたんです。でもナイン・インチ・ネイルズは暗いというか破壊的というか。シンセサイザーってこんな表現もできるんだと知った曲です。
音楽活動を始めてから影響を受けた音楽
Unmade Bed / Sonic Youth
ギターは綺麗な音も出せるけど、使い方によっては凶器にもなるというか。あと人間性がすぐでる楽器なんだなということを知ることができました。
Hybrid / Massive Attack Feat. Tunde Adebimpe
歌とか歌詞とかではなくて、音の質感の深さを知った曲です。低音、中音、高音があって、その奥にも別の音があるというような面白さに気づかされた曲です。この曲を聴いてからレコーディングの方法も少し変わっていきました。マッシヴ・アタックの色んな作品を聴き返して、スタジオで試行錯誤しながら、自分たちの違う音楽ができていくのは本当に楽しいです(笑)。
100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲
Idioteque / Radiohead
これ聴いた瞬間、「え!」となって、ノックアウトです。レディオ・ヘッドはどの曲も好きだし、もうすべての作品を100年後に残したいし、残るだろなと。作品の変化の仕方というか進化がすごいんですけど、毎回刺さるんですよね。
Tender / Blur
大好きなバンドです。Blurのポップで明るい感じもずっと進化していると思います。ひねくれているんだけど優しい感じというか。そこが面白いですね。
オレンジレンジの現在
Destroy Rock and Roll / ORANGE RANGE
この曲はかなりぶっ飛んだ曲ですね(笑)。Blurではないけど、耳馴染みはいいんだけど、ひねくれた感じというか。
自分たちのスタジオがあるので、アルバム制作には時間を惜しみなく使ってレコーディングをしました。
KONNICHIWA東京 / ORANGE RANGE
いま東京をテーマにした音楽が多いと思いですけど、僕らは東京に住んでるわけでもないんで、沖縄から見た勝手で無責任なイメージで東京をテーマにしてみました(笑)。
