イトヲカシに影響を与えたミュージックヒストリー：897 Selectors#65

アーティストたちが影響を受けてきた音楽や、100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲をテーマにしたFMプログラム「KKBOX presents 897 selectors」。今回から番組で紹介された選曲とお話をKKBOXコラムでもご紹介していきます。今回は、投稿動画総再生数2,500 万回以上、twitterフォロワー数60万人越え、路上ライヴ総動員数3万人以上という記録を持つ2人組音楽ユニット＜イトヲカシ＞の伊東歌詞太郎さんと宮田”レフティ”リョウさんのお二人です。彼らに秘められたミュージックヒストリーをお楽しみください。

Stand By Me / Ben E. King（選曲：伊東歌詞太郎） 高校時代、仲の良かった友人と、終電で遠くまで行き、歩いて帰るというリアル映画「スタンド・バイ・ミー」をやっていた時期があって、その友人5人で映画を見た際、サビの♪ダーリン、ダーリン♪の和訳が♪友よ、友よ♪となっていたことに感動し、余計に好きになった曲です。ギター（２カポで弾くと簡単）を弾きながら歌える曲で、人生で一番歌った曲だと思います。 Basket Case / Green Day （選曲：宮田“レフティ”リョウ） 94年リリースの大ヒット曲。洋楽を初めて能動的に聴いたきっかけがGreen Dayでした。「なんだ、このキャッチーでカッコよくてエネルギッシュな音楽は！」と思って音楽を掘り下げて聴くようになりましたね。

Funny Bunny / the pillows（選曲：伊東歌詞太郎） 山中さわおさんの歌詞が本当に好きで、どれもいいんですが、苦渋の選択でこの曲にしました。「君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」というところが特にいい。シンプルだけどメロディも良い。客観的に見られないほど大好きなバンドです。 A Thousand Miles / Vanessa Carlton （選曲：宮田“レフティ”リョウ） ピアノ名イントロランキング第1位！いつかこれを超えるイントロを作りたいと思っています。曲全体もドラマチックで、シンプルで、ずっと色褪せない。毎年年末に再生回数をチェックすると必ず上位になってます(笑)。結局聴いちゃうです。

空も飛べるはず / スピッツ （選曲：伊東歌詞太郎） The pillowsと共にホント大好きなバンドです。悔しくなるほどいい曲、いい詞を書いています。スーっと入ってくるが、実は何を言っているか解らない歌詞もある（笑）。いいメロディ、いい歌詞、いい歌。100年後に必ず残っているはずだと思います。

出典元：(YouTube：spitzclips) 灯台 / 黒木渚 （選曲：宮田“レフティ”リョウ） あえて同世代のアーティスト黒木渚さんをセレクトしました。アレンジを手伝った曲で、デモの時点からポテンシャルが高いと思っていました。普遍的でベイシックなバラードに仕上がっている曲です。

出典元：(YouTube：LastrumMusic)

2月にリリースの両A面シングル。受験生ひとりひとりに向けた楽曲。累計3万に及ぶ路上ライヴで得た経験を活かした面も。「一人一人に向き合う曲を歌いたい！1万人いたら、100％を1万回出す！」そんなベクトルで行きたい。4月29日からのツアーでも、そのベクトルは変わらず、目の前のお客さんに100％で行きたい！と思いを語った。