ビッケブランカが選曲した100年後に残したい音楽〜897Selectors#102〜

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KKBOX編集室

アーティストたちが影響を受けてきた音楽や、100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲をテーマにしたFMプログラム「KKBOX presents 897 selectors」(奇数週の20時からInterFM897でOA中/DJ:野村雅夫)。今回のセレクターは、8月8日にメジャー2ndシングル「夏の夢/WALK」をリリースするシンガーソングライター、ビッケブランカさん。ピアノを弾きながら美しいファルセット・ヴォイスで歌うビッケブランカさんの音楽のルーツ、影響を受けた曲、100年後も残したい曲などをうかがいました。

音楽体験の原点となる曲

BAD / Micheael Jackson

小学生の時、洋楽が大好きだった母親がテレビでマイケル・ジャクソン特集の番組を見ているのをたまたま横目で見て、「この人、誰?」みたいなところから入っていきました。カッコよかったですね。この曲のミュージック・ヴィデオを見て歌詞と踊りを覚えて、学校の友達を集めて踊りを教えたりしていました。

10代、20代で節目となった曲

Faint / Linkin Park

中学生になってエレキギターを持つことを覚えて、中学から高校にかけてミクスチャー・ロックにハマり、リンキン・パーク、ロスト・プロフェッツ、リンプ・ビズキットなどが大好きでした。友達と誰がいい、といったことを熱く討論していました。

Grace Kelly / MIKA

20代になって自分で曲を作るノウハウを覚えたんですけど、自分の声が低いので物足りなさを感じていたんです。そんな時にミーカの音楽に出会って、ここまでファルセットで押していく歌唱を日本では聴いたことがなかったんで、世界ではこんなことが許されるんだってことと同時に、母親の影響で聴いていたエルトン・ジョンやクイーンに通じる空気を感じたんです。これは本当に素晴らしい出会いでした。

音楽活動を始めてから影響を受けた音楽

Philosophy / Ben Folds Five

ちゃんと習ったことがないピアノを自分で弾きたいと思った時に、ベン・フォールズ・ファイヴやベン・フォールズのソロ・プロジェクトをひたすら聴いて耳コピして練習し続けました。会ったことはありませんが、僕のピアノの先生、マスターです。

You Are God / スケボーキング

中学生の頃から聴いてましたが、スケボーキングに影響を受けていたことに気づいたのは、実はこの1年以内です。自分で曲を作るときに、音を刻んで詰め込んでいく感じが好きなんですけど、その詰め込み方、詰め込むことをこんなに自由にやっていいってことを、僕はスケボーキングのSHIGEOさんの歌い回しから学んでいたんだということに、ここ最近気づいたんです。

100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲

Yell / いきものがかり

100年後も誰かの心に残っていて欲しい曲を、最近の日本の音楽の中から選びたいと思ったときに、明らかに輝いていたのがこの曲です。終始、悲しい雰囲気を帯びている曲調なのにタイトルはエール、あなたを応援するという内容で、音楽という衣をまとうことで、より強くなるエールという言葉。これぞ音楽のあるべき姿だと思います。僕もそうありたいという意味でも、理想的な曲ですね。

The Moon / 藤原さくら

藤原さんのシンガーソングライターとしての能力の高さは、僕と同世代の中でも抜けてるものがあると思います。洋楽のエッセンスもしっかり入れることが出来るし、日本らしいメロディーと歌詞も自分で紡げる。これは最新作の曲ですが、どの曲も素晴らしいと思いました。

ビッケビランカの現在

WALK (Movie Ver) / ビッケブランカ

青春アニメーション・アンソロジー『詩季織々(しきおりおり)』のエンドテーマとして書き下ろしました。まともにまっすぐ人生を歩けてる人なんて一人もいないという気がしていて、つまづくことがあったり、歩き忘れた道があったり、ということを今の時代に昇華しようというメッセージが映画にあったので、僕もテーマにしました。まっすぐ歩けていないけれど、最後は歩こう、歩こうと言える前向きさに着地したかった。

夏の夢 / ビッケブランカ

夏の歌なので、音に光を当ててハレーションを起こさせること、これをピアノにかけるだけで夏に変わるというエフェクトを、自分で編み出したんです。”Vハレーション”というエフェクトを。これ特許とりたい(笑)。


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