加藤ミリヤ、「愛と感謝」を届ける10周年ツアーファイナル!
加藤ミリヤが、キャリア最大規模となる全23公演の全国ツアー「10th Anniversary "A MUSE" Tour 2015」のファイナルを、6月21日に横浜アリーナで行った。
「音楽と愛」への思いを焼き付けた、10周年イヤーを象徴する1曲「M.U.S.E.」でショウはスタート。満員の観客が手にした赤色のペンライトが揺れ、歓声に包まれた場内は、「EMOTION」、「HEART BEAT」とアップリフティングな曲の連打で、早くも沸騰状態に。ミリヤは「もっと近くに行ってもいいですか?」とゴンドラに乗り込み、アリーナのフロアを回遊し、場内の一体感を高めていく。
ライブは、それぞれの時間帯ごとに、衣装も替え、違った世界観が提示される。ダンサブルなステージに続き、最新アルバム『M.U.S.E.』の収録曲を披露。生バンドの演奏にのせて、ヒップホップとラブソングを中心に展開。そして「ミリヤ節」ともいえるエモーショナルな共感メッセージが詰まった名曲群で繰り広げる、といった具合だ。代表曲が、世界観ごとに整理され、ミリヤが10年の間に培ってきた、多彩な表現力が、明快に伝わってくる。
各パートのハイライトを挙げるとすれば、サプライズ出演したHYの仲宗根泉との熱いハーモニーで圧倒した「You…」。宇多田ヒカル「Automatic」のカバーに続いて、「この曲をDEV LARGEさんに捧げましょう」と「夜空(REMIX)」を披露した流れに、切なさが極まった。
「夜空」は、デビューシングルのカップリングで、5月に急逝したDEV LARGEのプロデュース曲でもある。フィナーレが圧巻。「音楽に出会って、音楽に救われて、歌で大勢の人と繋がり合えて。ありがたいです」、「みんなが自分の曲だなって思えるような曲を書きたいんです」と語り、新境地のフォークナンバー「少年少女」を披露。魂を震わせる歌声がここにはあった。
機会があるごとに「愛と感謝を伝えるためのツアーなんです」と客席に語りかけたミリヤ。アンコールでは、ライブ当日が誕生日という観客から抽選で選ばれた1人をステージ上に招き「Happy Celebration」を、観客とともに大合唱。思わず感謝のキス(!)まで贈った。逆に観客やスタッフから翌22日に誕生日を迎えるミリヤに寄書や映像でお祝いメッセージから届けられるなど、参加型サプライズも満載だった。
弾けるような「Higher」でフィナーレを飾り、「これからの新しい日々、頑張っていきます」、「みんなは私の生きる希望だよ、そして愛し愛されて生きてください!」と締めくくった。秋のツアーや銀杏BOYZ・峯田和伸とのコラボシングル「ピース オブ ケイク—愛を叫ぼう—」など、楽しみな予定が続々発表されてますよ!