宇宙旅行に浸れる音楽まとめ

宇宙旅行に浸れる音楽まとめ
KKBOX編集室
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予告編が流れはじめ、いよいよ公開間近に迫った映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。世界中のファンが待ちわびた最新作とあって、期待感が日に日に増していくのを感じている最中ですが、実は12月は宇宙とのかかわりが深い月間だと知っていましたか? 12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」といって、1990年のバブル終わりの頃、TBSの秋山豊寛記者(当時)がソ連のソユーズTM11号に乗って宇宙へと旅立った日です。また、12月4日は「E.T.の日」で、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『E.T.』が日本で公開された日でした。あの名作が日本に到着したのは、実に33年も前のことになるのですね。さて、宇宙にまつわるトピックが多い12月ということで今回は、「宇宙に関する音楽」(壮大!)についてまとめてみました。

宇宙に出れば、地球はやはり素晴らしい

   「この素晴らしき世界」Louis Armstrong 宇宙空間で仕事をする宇宙飛行士たちに少しでもいい目覚めをしてもらいたい、ということでNASAは、毎朝(といっても地球軌道上では90分で1周するため朝と夜も90分で一回りしてしまう)決められた時間に「ウェイクアップコール」を流します。その中でこれまでに最も多くリクエストされた楽曲が、ルイ・アームストロングの「What a Wonderful World」だそうです。静寂に包まれた宇宙空間で流れるアームストロングの歌声、想像するだけで神秘的な気がします。地球への懐古的な気持ちも生まれるでしょうね。地球を離れるからこそ芽生える地球人としての価値観、持ってみたいものですね。

『E.T.』が教えてくれる本当の友情とは何か。

(YouTube: NBCUniversal Entertainment) 「E.T. Is Alive!」John Williams 『E.T.』が世界的な大ヒットとなったのは、本作に込められた“立場や外見にとらわれないボーダレスな友情”というわかりやすいメッセージがあったから。自転車にE.T.を乗せて空を飛ぶシーンは、本当の友に出会えた喜び、高揚感とシンクロします。テーマソングを聴いて出かければ、いつもと同じ場所や人も違って見えるかもしれません。

奇跡の生還でわかった人間の限界と可能性

(YouTube: NBCUniversal Entertainment) 「Re-Entry And Splashdown」JamesHorner 実際に宇宙で漂流しかけた『アポロ13』。トム・ハンクス主演で1995年に公開された本作は、当時アポロ13号の船長だったジム・ラベル著作『Lost Moon』が原作となっています。リアルな話とあって非常に緊張感のある作品なのですが、まさに絶体絶命の状況からの奇跡の復活劇は、人間がいかに小さな生き物であるかという教訓を与えてくれます。と同時に、生還する瞬間のヒューストン管制塔とのやりとりは、人間の素晴らしさを教えてくれるのです。地球も素晴らしければ、その一部の人間もまた……、と感じさせてくれます。

宇宙に行くなら絶対の定番 

(YouTube: ディズニー・スタジオ公式チャンネル) 「メイン・タイトル/ブロッケード・ランナー」James Horner 郷愁的な雰囲気から一転、宇宙に飛び立つ時は絶対聴きたいのは、『スター・ウォーズ』シリーズでしょう。第1作から変わらず使用されているテーマソングは、名だたるオーケストラが演奏してきた伝説的1曲。これさえあれば、緊張間漂う発射台でも恐怖心が消えるかも? 冬に差し掛かったこの季節、透き通った夜空を見上げて雄大な宇宙に身を委ねてみるのもいいかもしれません。

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