複数メディアの年間アルバムベストで1位に!新世代のポップアイコンとして注目のグライムスとは?

洋楽 総合 特集
森田美喜子

2015年を総括するランキングが続々と発表される時期になりました。多数の海外音楽メディアでも年間アルバムベスト(アルバム・オブ・ザ・イヤー2015)リストを公開しています。 ケンドリック・ラマーの『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』、アデルの『25』などの傑作とともに様々なメディアで上位にランクインしているのが、カナダ出身の女性アーティスト、クレア・バウチャーのユニット=グライムスの『アート・エンジェルズ』。イギリスの老舗<NME>や10年以上の歴史を持つアメリカの<Stereogum>などは、同作を年間1位に選出しています。 グライムスが2012年に発売した『Visions』は、「様々なジャンルや年代の音楽がフラットに聴かれる2010年代の空気を反映した、キャッチーな良曲満載のエレクトリック宅録作品」として世界各国のメディアから高評価。収録曲のMVなどで見せたグライムス本人のキュートな佇まいと歌声、ダンスやアーティスティックな映像センスでもインディリスナーの胸をわしづかみにしました。その後、ジェイ・Zが主宰するマネジメント会社と契約し、リアーナ用に制作するもボツになってしまった「Go」を自身名義でフリーDL発表。「一旦制作したアルバムを結局作り直している」といった不安な話題もでてくる中でリリースされた今回のグライムスのニュー・アルバムは、熱心な洋楽ファンの間では待ち望まれた1枚でした。 そんな期待に見事に応えた新作『アート・エンジェルズ』は、これまでのファンを魅了するセンスはそのままに、よりマスなリスナーに刺さるポップさが開花した作品。これを引っさげて彼女は、2016年1月26日(火)の赤坂BLITZ、1月27日(水)の大阪BIG CAT公演と、本当に絶好のタイミングでの来日ツアーを行います。新世代のポップアイコンの貴重なステージをお見逃しなく!

(YouTube: GrimesVEVO)

森田美喜子

岐阜県生まれ。フリーライター・エディター。 CD店勤務、音楽雑誌&WEB編集を経てフリーランスに。 趣味は洋楽カラオケ。

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