
新年あけましておめでとうございます。いよいよ2016年の幕開け。“お正月=おめでたい”というイメージがありますが、それだけではない、あたたかいお正月があり、そして切ないお正月もある。そんなさまざまなお正月ソングを集めてみました。

タイトルはそのまま「お正月」。電気グルーヴ5枚目のアルバム『DRAGON』の中の1曲です。作詞/作曲はピエール瀧。うん、やっぱり、おめでたい。何度も繰り返される“ハッピーニュイヤー”のフレーズが頭の中をループして離れない。ループしてループして、なんだか頭の中がとろけるような、まさにテクノなお正月ソングです。
“お正月ソング”といって必ず名前が挙がるのが、松任谷由実の「A HAPPY NEW YEAR」。しっとりとしたメロディに込められた熱い想いが、寒いこの季節に染みわたる1曲。ゴスペラーズがカバーした“男声”バージョンもオススメです!
(YouTube: 松任谷由実)

お正月といえば“お年玉”! ということで、ユニコーンの「お年玉」。年末ソングとして大人気の「雪が降る町」のカップリングに収録されたお正月ソングです。阿部義晴がメインボーカルを努めたポップチューン。メロディもそうなのですが、歌詞が“なんとなく”温かくてハッピーになれる、お正月にふさわしい1曲。

チャットモンチー「謹賀新年」。全体的にはどちらかというとハッピーなアレンジなのに、イントロのギターがどことなく切なさを漂わせる1曲。「願い事一つ叶うのなら あなたを愛していますように」というワンフレーズも温かくて切なくなってしまう。大事な人を大事に想う気持ちがグッと胸に迫ってくるお正月ソングです。
海外、とくに欧米はお正月よりクリスマスのほうが重視されていて、新年を祝うような曲は日本よりも少ないようです。その中から大定番の1曲、ABBAの「Happy New Year」を。ゆったりとしたメロディで、希望に満ちた気分になれるのはやっぱり“NEW YEAR’S DAY”という希望に満ちた日だからなのでしょうか。パーティ気分に浸れるMVも必見です。
(YouTube: AbbaVEVO)
「春の海」といって、すぐにメロディが浮かぶ人は多くないかもしれませんが、この曲を聴いたことがない人はほとんどいないはず。耳にしたらすぐに“日本のお正月”が浮かぶ曲です。歌が入ってないので“ソング”ではありませんが、そこはそれ、やっぱり日本のお正月にはお琴が似合うということでご容赦ください。
(YouTube: MiyagiMichioMH)
探してみると、このほかにも定番の佐野元春「YOUNG BLOODS」や東京スカパラダイスオーケストラの「歓喜の歌」など、アーティストそれぞれの“お正月”や“ニューイヤー”を表現した曲は意外とある。ぜひ探して聴いてみてください。あなたの2016年に合う曲があるかもしれません。それではみなさんの今年がいい年になりますように願って!