広島とカープを応援する豪華すぎる音楽応援団

優勝おめでとうございます！広島東洋カープ、25年ぶりの優勝です！だって25年ぶりですよ、四半世紀ぶりですよ。そりゃ、興奮もします。ファンでもない人間でも興奮するひとが続出なので、地元広島やファンのみなさんは大興奮でしょう。「っかんぱーい！」という声が何度聞かれたことか。ということで、今日はもうどっぷり広島の記事を。カープファンを公言する有名人も多いし、なにより広島出身アーティストってたくさんいるんです！いま広島がアツいんです。出典元（YouTube：Carp Hiroshima) 「前回の優勝を知らない世代が優勝セールの準備に戸惑う」といったニュースが先月には出ていましたが、それもそのはず広島東洋カープが前回優勝したのはいまから25年前の1991年のこと。これは現在の日本プロ野球12球団のうちもっとも遠い優勝の記憶でした。それが遂に破られるというのですから、やはり“歴史的瞬間”と言ってもいいのかもしれませんね。出典元（YouTube：カープチャンネル) 人気バラエティ「アメトーーク!」でも、“カープ芸人”回が組まれるなど、芸能界でも熱烈なファンが多い広島カープ。実はですね、そんな芸能人、著名人たちが歌う球団歌の映像があるんです。「それ行けカープ～若き鯉たち～」という球団歌を著名人がリレー形式歌っているんです。出典元（YouTube：カープチャンネル) もちろん、2015年版、2014年度版もYouTube上にアップされています。でもよくよく見ると、おもしろいね、では済まされないメンツなんです。地元出身のアーティスト、奥田民生、世良公則、島谷ひとみ、TEE。広島で布教活動を行っていたというデーモン閣下も本気で歌っています。それに加え、大ファンを公言するくるりの岸田繁や俳優の谷原章介、小林克也……と、とにかく豪華なメンツが歌っているんです。これの何がいいって、みんな楽しそうで、しかも本気で歌っているんですね。仕事でやらされる感がない。みんな本気で好きなんだなと思ってしまう映像です。出典元（YouTube：ANNnewsCH ) 2013年ごろから現れはじめた「カープ女子」。「カープファンになった理由は？」というインタビューで「赤いユニフォームやグッズがかわいい」といった意見も多かったみたいですが、それとともに多かった答えは「頑張っている姿が魅力的」というもの。応援するまでもなく勝手に勝ち進むのではなく、応援して“一緒に”勝っているところが好きだとのこと。カープ女子と言われるといわゆる“にわかファン”のようにも思えてしまいますが、市民球団の広島東洋カープというチームは元来そういうチームだったんです。有名な“樽募金”もそう。創立2年目、財政難で起きたチーム存続の危機を救ったのはファンの募金だったのです。出典元（YouTube：RCMR Official YouTube Channel) そこからすでにカープは“みんなのチーム”であったのですね。だからファンの絆も強い。平成に入り、新球場マツダスタジアム建設の際も樽募金が集まりました。なんと建設費用の約100分の１が市民やファンの力によって集まったというのだから驚きです。広島出身の奥田民生はそのマツダスタジアムで2016年3月にライブを行っています。ちなみに前の球場「広島市民球場」でも奥田民生はライブを行っています。愛されているんですね。出典元（YouTube：奥田民生 Youtube Official Channel)出典元（YouTube：Perfume」) 『広島はすごい』（新潮新書）で、著者の安西巧さんは広島人の気質を「群れない、媚びない、靡かない」だと言っています。これ、広島出身のアーティストを思い浮かべるとぴったり当てはまるような気がするんです。例えば吉田拓郎。例えば浜田省吾。挙げればキリがないですが、Perfumeも常に最先端を行くサウンドとパフォーマンスでその気質を感じさせてくれます。 残るはクライマックスシリーズとそれに勝ち抜けば日本シリーズが待っています。前回1991年セ・リーグ制覇のときは、日本シリーズで西武ライオンズ（現・埼玉西武ライオンズ）に負けて日本一を逃しています。今回はどのようなドラマが待っているか、楽しみに待っています。プレイリストには広島出身のアーティストたちの楽曲を集めてみました。いま、もっともアツい広島をぜひ聴いてみてください！