BIGBANGが楽曲部門1位に! KKBOX2016年年間チャート発表
様々な楽曲が世を賑わせた2016年。KKBOXで最も愛されたアーティストは果たして誰だった?最も聴かれた曲は? 12月22日、KKBOXが独自チャート「2016年年間ランキング」を発表した。 2016年のサービス内での再生回数を集計した結果に基づくこのチャート。かなりユニークな並びとなったその結果を分析したい。 まず「KKBOX Japan 総合楽曲ランキング」(※2016年リリース作品限定)では、1位がBIGBANG「BANG BANG BANG」、2位がFlower「やさしさで溢れるように」、3位が西野カナ「あなたの好きなところ」、4位がFifth Harmony「Work from Home 」、5位がJY「好きな人がいること」という並びになった。
1位のBIGBANG「BANG BANG BANG」は2月にリリースされた5thアルバム『MADE SERIES』に収録された一曲。トラップのリズムを取り入れたアップテンポでエネルギッシュなナンバーで、グループのライブでも定番になったナンバーだ。 ちなみに、先日『日経エンタテインメント!』が発表した「コンサート動員力ランキング」の2016年でも1位に輝いたのがBIGBANGだった。春にはファンクラブ向けのアリーナツアー、夏にはスタジアムでのデビュー10周年公演、そして年末に4年連続となるドームツアーを行い、その動員力は185.9万人。2位の嵐(93.9万人)、3位の関ジャニ∞(87.5万人)を圧倒的に上回る数字だ。 若手も続々と登場している現在のK-POPシーンでも頂点を守る彼らの人気が改めて証明された形と言えるだろう。 2位にはFlowerによるJUJUのカバー「やさしさで溢れるように」、3位には西野カナの純愛ソング「あなたの好きなところ」が入った。5位のJY「好きな人がいること」も含めて、この辺りは真っ直ぐなラブソングが人気を集める時代の気分を象徴していると言えるかもしれない。 一方「総合アルバムランキング」部門では、EXILE TRIBEによるプロジェクト「HiGH&LOW」の一環としてドラマや映画に使用された劇中歌を集めた『HiGH & LOW ORIGINAL BEST ALBUM』が1位となった。また、3位となったRADWIMPS『RADWIMPSのはじまりはじまりのまとめ』はストリーミングサービス限定の楽曲集。ベスト盤的なアルバムが上位に並ぶのも今回のアルバムランキングの特徴だ。
続いて「KKBOX Japan Best Artists」では、邦楽部門1位をONE OK ROCKが、洋楽部門1位をアリアナ・グランデが獲得。アルバム『Dangerous Woman』を5月にリリースしたアリアナ・グランデは、その後の来日で示した親日家ぶりも含めて、着実に支持を拡大しているようだ。そしてONE OK ROCKは「2016年上半期ランキング」での楽曲ランキング1位となった「Wherever you are」も含めて根強い人気を証明した形となった。アジア各国でのチャートを集計した「Japanese Artist HITS in ASIA」でもONE OK ROCKは1位を獲得。いまや国境を超えたロックスターとなりつつある。
最後に2016年デビューのニューカマーのランキング「KKBOX Japan Best New Artists」では、欅坂46が1位となった。「サイレントマジョリティー」で音楽シーンに鮮烈な登場を果たした欅坂46は、年末の紅白歌合戦出場を経て2017年、より大きな存在へと成長していく予感がする。
このように、とても興味深い結果となった今回のKKBOXのランキング。ここから2017年の音楽シーンの行き先を予想することもできそうだ。
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