小学校の運動会でかかっていた“ナルホドな音楽”

運動会といえば10月というイメージでしたが、最近では熱中症対策で、5月末に行われる学校も多いようです。でも、5月って新学期に入ってすぐじゃないですか？　いきなり運動会ってどうなの？　と思いましたが、共通の目標を持って頑張る機会があると仲間と一致団結する機会となり、それもまた楽しいようですね。いい意味で、五月病になる暇すらなさそうな感じです。 というわけで、わたくしの息子10歳も毎日運動会の練習に明け暮れています。ふと、“運動会で使うんだけどこの曲知ってる？”と洒落たメロディーを鼻歌で奏でると思ったら、5年生のダンスの曲が、まさかのOwl Cityがカーリー･レイ･ジェプセンとコラボレーションしたシングル「Good Time」だったので驚きました。先生の選曲だったのでしょう。最新洋楽ポップスに縁のなかった息子は、えらいハマリまして毎日歌って踊ってるんですね。出典元：(YouTube：OwlCityVEVO) 運動会は、音楽好きの入り口になりますよね。毎日、練習でリピートして聴いていたら楽曲への愛着もひとしおでしょう。 そこで、最近の小学生運動会でかかる曲をリサーチしてみました。ちなみに、80年代に小学生時代を過ごした筆者の運動会では、先生の選曲でしたがYMO「ライディーン」や、F1のテーマでおなじみのT SQUARE「TRUTH」がかかっていました。案の定大好きな楽曲となりました。今でも聴くと何だか走り出したくなります（苦笑）。 こういった楽曲を同窓会でBGM的に流すとまた盛り上がるんですよねぇ。趣味嗜好の細分化の時代と言われていますが、小学校コミュニティーにおいて、運動会という最大公約数となる“音楽との出会いの接点”に注目したいと思います。昨年リリースされた、ケツメイシ「友よ 〜 この先もずっと･･･」は、YouTubeで振り付け動画もアップされていることもあり、小学校や幼稚園などでも重宝されているそう。何といっても友情を描いた楽曲のポップ強度の高さが素晴らしい、テン年代を代表する名曲なのです。出典元：(YouTube：avex)1993年にリリースされたtrf「EZ DO DANCE」もテンポの速さが運動会向きなのか、よくかかっているそう。しかし、レイヴ・チューンが校庭で流れるだなんて、小室さんもびっくりでしょうね。出典元：(YouTube：avex)言われて納得だったのがSEKAI NO OWARI「RPG」。たしかに、運動会向け行進曲なテンポ感が使い勝手良さそうなナンバーであります。集中力も上がりそうなメロディーの効能。出典元：(YouTube：sekainoowarijp)感動的なメロディーが、運動会ではさらに団結心を煽ってくれる共感度強めなナンバー、GReeeeN「キセキ」。即効性＆機能性高い楽曲ですよね。出典元：(YouTube：GReeeeNVEVO)ちなみに、近年の運動会ではリレーや徒競走、騎馬戦などの競技ネーミングを時事ネタやJ-POP曲をダジャレ的に絡めて、オリジナル・タイトルをつける風潮があるようです。そんな時に三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I.」はネーミング含め使われやすいようです。それこそ、社会現象にもなった「ランニングマン」ダンスは小学生的にもキャッチーなんですよね。出典元：(YouTube：avex)ボカロ曲「千本桜」も小学生人気が今もなお高いようです。高揚感あるメロディー、疾走感溢れるサウンドは運動会向きなのかもしれません。学校ではピアノで弾くのも流行っていたとのことです。あと、言われて納得なスキマスイッチ「全力少年」。たしかに小学生の運動会にぴったりなテーマでありサウンドですよね。いやほんとメロディアスでいい曲です。J-POP永遠のスタンダードですよね。 他には、人気のSHISHAMO「明日も」、星野源「恋」、RADWIMPS「前前前世」なども、2017年度の運動会選曲頻度が高いようです。 小学生の頃に親しんだ音楽って一生忘れなかったり、大人になってからも疲れた心を癒してくれる効果もありますよね。小学校の運動会でかかっていた音楽、実は人生においてとっても大切なプレイリストとなりそうです。ぜひ、下記プレイリストで流し聞きして聴いてみてください。世代を超えてテンションをあげるエナジードリンク的な効果があるかもしれません☆