BTS(防弾少年団)が人気の秘密を紐解く!

BTS(防弾少年団)が人気の秘密を紐解く!
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今、最も勢いがあるK-POPグループと言っても過言ではないBTS(防弾少年団)。9月に発売された最新アルバムではザ・チェインスモーカーズと共同作業を行った楽曲も収録され、韓国、アジアはもちろん世界各国での人気を確実なものにしつつあります。今回はそんなBTSについて初心者でも楽しめるプレイリストを紹介すると共に、人気の秘密を紐解いていきます!


ズバリ、BTS(防弾少年団)って??


BTSは2013年デビューの7人組ボーイズグループで、まず目を引く”防弾少年団”というグループ名には「若者に向けられる偏見や抑圧を止め、自分たちの音楽を守り抜く」という意味が込められています。デビュー当初は今よりヒップホップ色が強い楽曲を多くリリースしていたなか、青春の悩みや不安を表現した『花様年華』シリーズの発表がBTSの人気を決定づけました。『花様年華 pt.1』のタイトル曲「I NEED U」の一糸乱れぬダンスもまた、BTSが広く世間に知られるきっかけとなり、今でもカバーダンスの定番曲となっています。

出典元:(YouTube:1theK (원더케이))

2014年にはデビュー曲「NO MORE DREAM」の日本語バージョンで日本デビューを果たし、日本オリジナル楽曲である4thシングル「FOR YOU」(2015年6月発売)、そして7thシングル「血、汗、涙」2017年5月発売)でオリコン週間チャート1位を獲得。今月14、15日には日本で初めてのドーム単独公演となる京セラドームでの公演を控えており、日本での人気も着実に伸ばし続けているBTS。

「FIRE」「DOPE」などパワフルな楽曲のイメージが強いですが、「Let Me Know」や「Butterfly」など切なさを煽る楽曲の人気も非常に高く、「Save ME」はK-POP界でいち早くトロピカルハウスを取り入れた楽曲とも言われています。


世界観がより深まるMVにも注目!


BTSの楽曲、ボーカルと並んで、ファンから高い支持を得ているのがミュージックビデオ。BTSのミュージックビデオはストーリー仕立てのものが多く、”花様年華”シリーズなどはアルバムをまたいでMVに関連性が見られることも。


出典元:(YouTube:ibighit)


また、『WINGS』発売前には”WINGS Short Film”と名付けられた約3分の映像がメンバー別に公開され、意味深な演出の数々にファンの間では様々な推理が展開されました。このショートフィルムには毎回ヘルマン・ヘッセの「デミアン」の一節が引用されていたことから、全世界で「デミアン」の売り上げが伸びたというエピソードもあるほど。


2017 Billboard Music Awardでトップソーシャルアーティスト賞を受賞!


BTSは今年5月にアメリカ・ラスベガスで開催された”2017 Billboard Music Award”にてトップソーシャルアーティスト賞を受賞。こちらの賞は2011年から6年連続でジャスティン・ビーバーが受賞していた賞で、今年の候補者はBTSの他にジャスティン・ビーバー、セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデ、ショーン・メンデスと超豪華な顔ぶれ。

そんな中、圧倒的票数を獲得しトップソーシャルアーティスト賞を受賞したBTS。受賞後、メンバーのRap Monsterが流暢な英語でスピーチを行い、話題になりました。なんと!そのスピーチは最新アルバム『LOVE YOURSELF 承 “Her”』にひとつのトラックとして収録されています。


世界の人気アーティストと続々コラボ


オリジナル楽曲のクオリティーの高さはもちろんのこと、デヴィッド・ゲッタfeat.ジャスティン・ビーバー「2U」やチャーリー・プースfeat.セレーナ・ゴメス「We Don’t Talk Anymore」、トロイ・シヴァン「FOOLS」など世界中のヒット曲のいち早くカバー&公開しているのも興味深いところ。YouTubeやSoundCloudを使って発表するなど、世界に向けた自己発信力が強いのもBTSの特徴のひとつです。カバー曲はポップシーンだけでなく、『WINGS』ではブルースシンガー、ケヴ・モの「Am I Wrong」をBTS流に再解釈するなど渋いセレクトも。


出典元:(YouTube:BANGTANTV)

アーティストからの評価も高く、チャーリー・プースは自身のTwitterでカバー曲をシェアし、「BTSの音楽が本当に好き」とツイートしたほど。最新アルバム『LOVE YOURSELF 承 ’Her’』にはあのザ・チェインスモーカーズと共同制作した「Best Of Me」が収録されています。9月のザ・チェインスモーカーズ来韓公演時にはBTSがゲスト出演し、「Closer」を共に披露。スティーヴ・アオキとのコラボ楽曲も近日中に発表される予定で、世界を巻き込んだBTS旋風はまだまだ収まりそうにありません!


出典元:(YouTube:ibighit)

大物アーティスト達とのコラボレーションによって、韓国やアジアでの人気にとどまらず、”世界的アーティスト”という言葉が現実味を帯びてきたBTS。初心者の方は入門書とも言えるこのプレイリストを聴いて彼らの魅力を感じて…そして、すでにBTSファンだ!という方はこのプレイリストを通して、改めてBTSの軌跡を振り返りましょう!

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