ロック期待の星=ザ・ストライプスが「挑戦者」募集

ロック期待の星=ザ・ストライプスが「挑戦者」募集
柴那典
柴那典

アルバム『スナップショット』で世界デビュー、次世代のロックシーンを担う期待の存在として注目を集めているアイルランド出身・平均年齢16歳の4人組、ザ・ストライプスが、10月13日に主催イベント「The Strypes presents 全国ロックン・ロール学園祭 2013」を開催、全国から募集したアマチュア学生バンドと共演することを発表した。 ポール・ウェラーやノエル・ギャラガーなどそうそうたるメンツがデビュー前から注目し、日本でも仲井戸“CHABO”麗市からオカモトレイジ(OKAMOTO’S)まで世代を超えたミュージシャンたちが絶賛する彼ら。その最大の魅力は、10代とはとても思えない本物感たっぷりのサウンド。アルバムにも、初期のローリング・ストーンズに通じるようなロックンロールの格好よさが凝縮されている。デビュー作とは思えない完成度と、熱い汗が飛び散るようなエネルギーが同居しているのだ。邦楽ロックシーンで言うなら、たとえばかつてのミッシェル・ガン・エレファントや、今のTHE BAWDIESのファンなら撃ち抜かれること間違いなし。 そして、このたび開催されるイベントは、全国の腕自慢のアマチュアバンドがそんな彼らと共演を果たすことができる、まさに夢のようなチャンス。応募条件は「学生であること」。ユニバーサルミュージックの「ザ・ストライプス」HPなどで応募を受け付け、10月4日の最終選考で3バンドを発表。10月13日に共演を果たすというスケジュールだ。 「現在、巷に溢れかえっているのは嘘くさい、作られた音楽ばかり。アーティスト自身がクリエイトしたものではなく、表舞台には出ないスーツ姿の男たちが作り上げている。アーティストから生まれたクリエイティブな表現ではなくビジネスとして捉えられた商品にすぎない。でもジェイク・バグみたいなアーティストはキッズに多大な影響を与えている。彼の演奏を聴いて楽器を手にしてバンドを始めたいと思ったキッズは少なくないはずだ。『X-Factor』に出演したいと言うことではなく、実際に楽器を弾いてライヴをやってみたくなる。最高じゃないか。」 リード・ギターのジョッシュはオフィシャルサイトにこんなコメントを寄せている。世界最高峰の10代ロックンロールバンド、そして挑戦者として「我こそは」と集まった日本の新世代バンドの共演が実現しそうだ。

柴那典
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