国立競技場の音楽納め確定!

国立競技場の音楽納め確定!
内田正樹
内田正樹

先日、ポールマッカートニーのニュースの際に、「国立競技場改修前のライブはポールで打ち止め?」なんて書いちゃったら、その直後にこのライブが発表になってしまった(苦笑)。 5月28日と29日の2日間、国立競技場にてライブイベント「SAYONARA 国立競技場FINAL WEEK JAPAN NIGHT」が開催されることが決定した。これが現・国立競技場で行われる最後の音楽イベントということでファイナルアンサーだそうである。 初日は「Yell for Japan」を、二日目は「Japan to the World」をコンセプトに、いきものがかり、ウカスカジー、岸谷香、ゴスペラーズ、ナオト・インティライミ、ファンキー加藤、ゆず(ここまで初日)、SEKAI NO OWARI、Perfume、MAN WITH A MISSION、L'Arc-en-Ciel(ここまで二日目)の参加が予定されている。これまでさまざまな形で日本にエールを送ってきたアーティストたちと、海外で活躍するアーティストの日替わり共演という趣向である。 二日目の公演では、音楽監督をプロデューサー・ベーシスト(ex.東京事変)の亀田誠治が務める。"Yell for Japan" special bandのメンバーは玉田豊夢(Dr)、小倉博和(G)、西川進(G)、皆川真人(Key)、斎藤有太(Key)、金原千恵子ストリングス。彼ら(玉田以外)は、亀田が昨年5月に主催した武道館ライブ「亀の恩返し」を支えたベテランたち。互いに気心も知れた、盤石の布陣というわけだ。 周知の通り、亀田は自身の特性や芸風を投影するタイプではなく、アーティストが持つ潜在能力や楽曲の魅力を引き出し伸ばすプロデュース能力で、多くのアーティストから信頼を寄せられている人物である。そして人柄が大変温和な“愛されキャラ”。その一端はフォロワー19万人(4/17現在)を誇るTwitterの発言からも垣間見える。こうした彼のパーソナルも、今回のようなオフィシャルな舞台に抜擢された理由に大きく関係しているとみて間違いは無いだろう。両日ともに、大いに期待したいイベントである。 下記にKKBOXから亀田がプロデュースを手掛けた楽曲をピックアップしてみた。来たる大舞台の前に、その多彩で秀逸なプロデュース能力にあらためて触れてみよう。

内田正樹
内田正樹

関連アルバム

最新の記事

    share to facebook share to facebook share to facebook share

    Ctrl + C でコピー