音楽の甲子園「閃光ライオット」、成功の理由は?

音楽の甲子園「閃光ライオット」、成功の理由は?
柴那典
柴那典

ねごと、Galileo Galilei、OKAMOTO'Sなどなど、音楽シーンの最前線で活躍するバンドを多数生み出してきた10代限定の夏フェス「閃光ライオット」が、今年も開催される。全国各地から10代アマチュアミュージシャンが集結、デモテープ審査・スタジオ審査・ライブ審査を経て、日比谷野外大音楽堂でグランプリを決めるというイベントだ。 実は、SUMMER SONICの「出れんの!?サマソニ!?」やROCK IN JAPAN FESTIVALの「RO69JACK」など、夏フェスへの出演権をかけたアマチュアミュージシャンのオーディション企画は他にも多い。ただ、それと比べてもその後にメジャーデビューを果たし活躍するアーティストを多く輩出してきているのが、この「閃光ライオット」なのだ。 果たしてその成功の理由とは一体何か? ひとつはTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」、ソニーミュージック、au by KDDIのコラボによる主催で、ラジオ番組を通してグランプリやファイナリスト達に注目が集まりやすく、その後のデビューの道にもつながりやすいということ。もうひとつは、10代バンドだけが登場する「音楽の甲子園」としてのあり方に特化している、というところにあるだろう。昨年にはなんと1万組を超える応募があったという。 そして、見逃せないのが「応援ガール」と「特別審査員」の存在。「応援ガール」には夏未エレナや北乃きい、能年玲奈など毎年注目のタレントが登場してきたが、今年は剛力彩芽に決定。そして「特別審査員」はBase Ball Bearを筆頭に「SCHOOL OF LOCK!」と縁のあるアーティストがつとめている。 今年はそのBase Ball Bearが公式「応援ソング」を発表することも決定。「閃光ライオット」に集う未来の音楽シーンを担う才能をいち早くチェックしよう。

柴那典
柴那典

関連アルバム

最新の記事

    share to facebook share to facebook share to facebook share

    Ctrl + C でコピー