台湾ロックシーン最前線、最注目新人バンド「Mixer(ミキサー)」来日公演まもなく!

台湾ロックシーン最前線、最注目新人バンド「Mixer(ミキサー)」来日公演まもなく!

台湾のグラミー賞と言われる「金曲賞」で、デビュー2年目にして最優秀バンド賞を受賞。台湾ロックシーンの台風の目として、異例のペースで飛躍を遂げる最注目新人バンド「麋先生(Mixer)」が、9月9日(火)に東京・青山の月見ル君想フにて入場無料(!)の来日ライブ『麋先生Mixer JAPAN TOUR 2014「台湾の夜」』を行います。 Mixerは平均年齢24.5歳、ツインギター編成の5人組ロックバンド。2013年6月に1stアルバム『馬戲團運動』(CIRCUS MOVEMENT)』をリリースして以来、70以上の精力的なライブ活動を経て、ファンベースを拡大してきました。美メロ満載のソングライティング力、モダンな編曲アレンジは、現時点でもかなり完成度が高いうえに、今後の大きな伸びしろを感じさせるもの。もともと、フロントマンの子安とヴォーカルの聖皓は、子安聖皓(ZA-SHI)というユニットで活動、2011年EPをリリースしているので、そこでピンとくる方もいらっしゃるでしょう。そのバンドの発展形としてMixer(ミキサー)と改名デビューし現在に至っています。 彼らの注目度が一挙に高まるきっかけとなった金曲賞最優秀バンド賞の過去の受賞者には、今年のサマーソニックでの熱演も記憶に新しい五月天(Mayday)や、2012年のサマーソニックにも出演した台湾インディの雄=1976、ラウドに振れ過ぎない絶妙なポップさが魅力の5人組ミクスチャーバンド=猴子飛行員(Monkey Pilot)、色あせないエバーグリーンな楽曲で日本の台湾音楽好きをひきつけ続ける蘇打綠(Sodagreen)などがいます。こうしたアワードものは選出基準が不明瞭で自ら権威を下げているなんてケースも最近では少なくありませんが、同部門賞のここ5年ほどの傾向としては、台湾のロックバンドを聴きはじめる際の道しるべとしても最適な、モダンで良質なバンドが選出されており、信頼度は高いです。 さて、Mixer(ミキサー)。セツナく表情豊かなヴォーカル=子安の歌声と、日本で言えばストレイテナーやACIDMANなどが抜群のセンスを発揮し表現している、胸をかきむしるようなメランコリックで酩酊感いっぱいのギターリフが魅力として特に際立っています。あの世界観がどのようにライブで再現されるのか、とても楽しみです! 来日公演の会場となる青山・月見ル君想フでは、台湾フードやタピオカドリンクの販売があったり、台湾に関するアートブックの販売ブースの出店予定もあったりと台湾一色の夜になる予定。なんといっても入場無料(1ドリンク代500円 別途)。9月9日は今年の中秋の名月の翌晩でもあり会場も時期的にハマりすぎ。仕事帰りにも駆けつけやすい、19時30分スタートです。

森田美喜子
森田美喜子

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