スティーヴィー・ワンダー、歴史的名盤『Songs In The Key Of Life』再現ライブ開催へ
スティーヴィー・ワンダーと言えば、歌、作曲、さらにマルチに楽器演奏を行うグラミー賞最多受賞アーティストだ。
「ローリングストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第9位を獲得している。何よりも多作の天才である。1枚のアルバムを作るために、その10倍以上の作曲をし、その中から厳選してアルバムに収録するという逸話がある。
特に日本では、テレビCMに楽曲が使用されることが多い。「Isn't She Lovely」、「愛するデューク」、「Overjoyed」、「I Just Called To Say I Love You」、「Part-Time Lover」「To Feel the Fire」「Stay Gold」などは、日本のファンには印象深いだろう。
昨今、再現ライブが、日本国内だけでなく世界中で大流行しているようだが、そのスティーヴィーである。「可愛いアイシャ」(「Isn't She Lovely」)、「愛するデューク」、「永遠の誓い」(「As」)、「ある愛の伝説」(「Love's In Need Of Love Today」)などの名曲を収録した歴史的名盤『Songs In The Key Of Life』の再現+新曲発表のツアー<songs In The Key Of Life Performance Tour>を、2014年11月から12月にかけて北米で行うことが決定している。
この『Songs In The Key Of Life』は、1976年に発表され、今もなお売れ続けているベストセラー・アルバム。2枚組にも関わらずアメリカだけで1000万枚以上を売り上げ、グラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーにも輝いた作品だ。
天才・スティーヴィーの数々の作品を時代を追って聴いていくと、その圧倒的クオリティと驚異的なボリューム感にひれ伏すこととなる。