モトリー・クルー「これが最後、もう解散」

7月からアメリカで最後のツアー「ザ・ファイナル・ツアー」をスタートさせ、このツアーを最後に解散することを宣言しているモトリー・クルー。2015年2月に開催されるその日本公演の詳細が発表になった。 2015年2月11日(水・祝)神戸ワールド記念ホールを皮切りに、同12日(木)日本ガイシホール、14日(土)・15日(日)さいたまスーパーアリーナ、17日(火)福岡国際センターという5公演が行われる。今年1月にはバンドは記者会見を行い、メンバーの間で「ツアー終了合意書」に署名したことを明らかにしている。解散を決行し、その後絶対に再結成はしないことを宣誓したこの文面の通り、まさに見納めとなるステージになりそうだ。 クイーンやピンク・フロイドなど最近ではベテランロックバンドの再結成ツアーやリリースが相次いでいるが、かねてから「最後にデカい花火をあげて解散したい」と語っていた彼らの意志は固そう。80年代から90年代のLAメタル黄金期を作り上げたオリジナルメンバー4人のまま、バンドの最後を迎えることになる。 パフォーマンスは勿論だが、驚きの演出も彼らのライブの大事な見せ場だ。数々の火柱やパイロだけでなく、ニッキー・シックスがベースに装着した火炎放射器から炎を噴出したりと、かなり派手な特効も用意されているよう。そしてトミー・リーがドラムセットごと360度垂直に回転しつつレールに吊られて会場中を大移動するというドラムソロにも期待大。 曲順もグレイテスト・ヒッツ的な内容になるのは間違いなしで、バラード「ホーム・スウィート・ホーム」やハイテンションなロックンロール「キックスタート・マイ・ハート」など数々の名曲が披露されるはず。 最後のお祭り騒ぎに、期待したい。