ブルーノ・マーズ参加、全米No.1曲の意外な元ネタとは!?

ブルーノ・マーズ参加、全米No.1曲の意外な元ネタとは!?
齋藤奈緒子
齋藤奈緒子

人気DJ/プロデューサーのマーク・ロンソンが、ブルーノ・マーズをフィーチャリングしたシングル「アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ」が、1/17付全米シングル・チャート1位を獲得した。 マーク・ロンソンは、かつて故・エイミー・ワインハウスの出世作「リハブ」をプロデュースしたことで一躍脚光を集め、2008年グラミー賞では「最優秀プロデューサー賞」を受賞。ブルーノ・マーズとは、彼が全世界でNo.1ヒットを記録した「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」をプロデュースしている仲で、マーク・ロンソン自身が全米シングル・チャート1位を獲得したのは今回が初めてだという。 いかにも80年代ディスコなキメキメのホーンやシンセ、ブルーノ・マーズのハイテンションな振り切れっぷりが最高なこの「アップタウン・ファンク」だが、マーク・ロンソンはこの曲について、「ザ・タイムのような1980年代初期のファンク・グループに影響を受けた」と語っている。ザ・タイム!……プリンスのファンならピンとくるだろう。プリンスが全面プロデュース、のちにジャネット・ジャクソンから宇多田ヒカルまで手掛ける売れっ子プロデューサーチーム、ジャム&ルイスもかつて在籍した伝説のバンドである。 1981年にデビュー、プリンスの主演映画「パープル・レイン」にもライバル・バンドとして出演した。彼らのド派手衣装やバンド全員のダンス、そして肩パッドは、ブルーノやマークが出演した「アップタウン・ファンク」のPVにもバッチリ受け継がれているが、リアルタイマーには感涙モノ、そして若者には新鮮に映っていることだろう。 マーク・ロンソンは、この「アップタウン・ファンク」を含むニューアルバム『アップタウン・スペシャル』を1/13にリリースし、KKBOXでもさっそく配信がスタート! あのスティービー・ワンダーをフィーチャリングした「クラック・イン・ザ・パール, Pt. II feat. スティーヴィー・ワンダー & ジェフ・バスカー」など話題曲が目白押しなので、ぜひチェックしてみては。

齋藤奈緒子
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