日仏友好160周年に知るフランスミュージック20選

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2018年は日本とフランスの友好160周年にあたります。これを記念して2018年7月から2019年2月に渡り、幅広く日本文化・芸術を紹介する「ジャポニスム2018」がフランス各地で開催されます。そのハイライトとして、あのエッフェル塔がジャパンカラーに彩られます(9月13日&14日)。フランスというとファッション、料理、ワイン、絵画、映画、音楽、アニメ好き、そして何といっても世界一おしゃれなイメージです。今回は日本で60年代末から大流行したフレンチ・ポップや、ダフト・パンク以降のフレンチ・エレクトロをご紹介します。この機会にフランスミュージックに是非触れてみてください。

まずは日仏関係の歴史から

1853年にペリーの黒船が来航、その翌年の54年に日米和親条約を締結。58年には日米修好通商条約を締結し、ここで完全に鎖国が終わり日本は開国します。この年、日本とフランスは日仏修好通商条約を締結し、それから160年間良好な関係が続いています。その間、日清戦争(1894年)・日露戦争(1904年)、第一次世界大戦(1914年)、第二次世界大戦(1939年)がありましたが、フランスと直接戦火を交えることはありませんでした。

芸術面においてフランスは早くから日本の文化を高く評価し、特に葛飾北斎や写楽ら江戸時代の浮世絵は、モネやゴッホに多大な影響を与えたのは有名な話です。またカンヌ国際映画祭では、衣笠貞之助、黒澤明、今村昌平、是枝裕和らの監督作品がパルム・ドールを受賞し、北野武も早くから評価され3本の映画を出品しています。

注目のフェス「La Magnifique Society」

出典元:La Magnifique Society

6/15(金)から17(日)にフランス・ランス市のシャンパーニュ公園で行われた「La Magnifique Society」というインターナショナル・フェスでは、シャルロット・ゲンズブール、エティエンヌ・ダオ、ザ・ハイヴスらと共に、日本からは水曜日のカンパネラ、yahyel、iriほか全6アーティストが参加しました。また2000年からパリ、シャルル・ド・ゴール国際空港近くで開催されている「Japan Expo」では過去にYOSHIKI、X JAPAN、MIYAVI、SCANDAL、AKB48、PUFFY、モーニング娘。、聖飢魔II、きゃりーぱみゅぱみゅ、MAN WITH A MISSION、ももいろクローバーZを始め、多数の著名アニソンシンガーたちも出演。X JAPAN、L'Arc~en~Ciel、坂本龍一もパリでの単独公演を成功させています。

日本の音楽シーンに影響を与えたフレンチ・ポップ

出典元:girodel309

この映像は邦題「夢見るシャンソン人形」(65年)のヒットで知られるフランス・ギャル。知性派のフランソワーズ・アルディ、「シェリーに口づけ」で有名なミッシェル・ポルナレフ、ロンドンからパリに渡ったジェーン・バーキンなどが当時のフォッション・アイコンでした。

出典元:Charlotte Gainsbourg

セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘、シャルロット・ゲンズブールもすっかり大人の女性となり、この撮影当時で55歳。母親にそっくりですね。プロデュースをナイジェル・ゴッドリッチ、楽曲提供と演奏はエール、ストリングス編曲はベックの父・デヴィッド・キャンベルという豪華なバックアップです。

フランス映画音楽は深い

出典元:BrandoMagnani

セリフが一切ないけどアメリカのミュージカルとはテイストが違う、ジャック・ドゥミ監督、ミシェル・ルグラン音楽、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の「シェルブールの雨傘」。他に映画音楽ではフランシス・レイ「男と女」、トリュフォー作品を手がけたジョルジュ・ドルリュー、ガブリエル・ヤレド「ベティ・ブルー」、ウラジミール・コスマ「ディーバ」など素晴らしい作曲家がたくさんいるのでKKBOXで聴いてみる価値ありです。

世界を席巻するフレンチ・エレクトロ

出典元:Warner Music Germany

60年代風キッチュさを感じるダフト・パンクの「AROUND THE WORLD」。この後に続くフランスのダンス・ミュージックは汗臭くなく涼しげ、そしてMVはどれもおしゃれ。部屋で流し聴きにもお薦めです。

出典元:welovephoenix

エール(Air)のバックバンドを務めていたヴェルサイユ出身のインディー・ロックバンド、フェニックスが昨年リリースしたヒットシングル。4月に単独公演、過去にはサマソニにも出演しています。

出典元:ParadisOfficiel

パリのハウス・ユニット、パラディが2012年にリリースしたシングル。夏の終わりにぴったりなメロウでひたすら涼しいトラックです。

駆け足でフランスの音楽を紹介しましたがいかがでしたか?プレイリストでは紹介できなかった楽曲を含めて20曲をピックアップしました。是非、聴いてみてください。必ず新しい発見があると思います。そして今年で19回目となった「Japan Expo」みたいに、日本でも「France Expo」を是非開催してもらいたいものです。季節はボジョレー解禁の11月とか。さらにファッションショーや映画祭、そしてライブも、もっとフランスカルチャーに触れる機会が増えることを願ってます。日仏交流160周年記念イベントは12月まで続きます。リンクを掲載しますので、是非チェックしてみてください。


関連リンク
◯日仏交流160周年記念事業認定イベントカレンダー
https://jp.ambafrance.org/article12911
◯ジャポニスム2018
https://japonismes.org



オススメプレイリスト

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