レッチリ、大舞台に挑む！

レッド・ホット・チリ・ペッパーズが、2月2日（現地時間）におこなわれる第48回NFLスーパーボウルのハーフタイムショーに出演する。 ハーフタイムショーといえば、昨年は１億1000万人以上が視聴したといわれる全米の国民的イベント。今年のメイン・パフォーマーはブルーノ・マーズが務め、レッチリはスペシャル・ゲストという形での参戦となる。 これまでにマイケル・ジャクソン（93年）、U2（02年）、ポール・マッカートニー（05年）、ザ・ローリング・ストーンズ（06年）、ブルース・スプリングスティーン（09年）、ザ・フー（10年）、ブラック・アイド・ピーズ（11年）、マドンナ（12年）などそうそうたるアーティストたちが歴史的名場面を生み出してきたハーフタイムショー。放映後は、出演アーティストたちのアルバムの売上が急増傾向にあることも知られており、たとえば昨年のビヨンセと一夜限りの再結成を果たしたデスティニーズ・チャイルドは、前週比197％（ビヨンセのソロ）、328％（デスチャ作品）売上をアップさせたとか。最新作「アイム・ウィズ・ユー」をリリース後、各地でライブを重ね、ギタリストにジョシュ・クリングホッファーを迎えた現布陣でのパフォーマンスを進化＆深化させてきた状況にある現在のレッチリ。その存在感をあらためて全世界の視聴者にアピールするのには、またとない絶好のタイミングといえる。とはいえ、注目度が高いぶん「おっぱいポロリ」が賛否両論を呼んだジャネット・ジャクソン（04年）のように、その後のキャリアにネガティヴな影響を与えてしまうケースもあるので、百戦錬磨の彼らといえども気が抜けない一世一代の大舞台になることは間違いない。 なおKKBOXでは、2012年にロックの殿堂入りを記念して制作されたカバー集「Rock & Roll Hall of Fame Covers EP」や、2012年から2013年にかけて9枚の７インチ・シングルとして随時発表されてきた、「アイム・ウィズ・ユー」レコーディング時のアウトトラック音源（通称：「I'm with you B-side」シリーズ）も一挙にチェックできるので、ぜひこの機会に聴いてみてくださいね。