名優フィルの訃報にミュージシャンがR.I.P.

名優フィルの訃報にミュージシャンがR.I.P.
内藤明子
内藤明子

映画『カポーティ』や『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』『マグノリア』でお馴染みのオスカー俳優、フィリップ・シーモア・ホフマンが2月2日に急死したニュースが大きな話題を呼んでいます。フィリップはロック評論家志望の10代の少年とグルーピー少女の恋を描いた『あの頃ペニー・レインと』で、オーヴァードーズで亡くなった実在の音楽評論家レスター・バングスを演じていましたが、死因がヘロインの過剰服用で遺体が発見された際に腕に注射が刺さったままだったという、家族をはじめ、近親者、さらにはファンには悲しすぎる話。 オーヴァードーズで亡くなってしまった俳優といえば、ヒース・レジャー、ブラッド・レンフロ、ジョン・ベルーシ、最近ではコリー・モンティスとハリウッドには悲しいかな大勢いてしまいますが、とりわけ、フィリップの死は映画界だけでなく、音楽界にも衝撃を与えており、ジャスティン・ティンバーレイク、コートニー・ラヴ、ヘイリー・ウィリアムズ(パラモア)、ティーガン・アンド・サラ、シェリル・クロウ、シェール、フィリップ・フィリップスミッシェル・ブランチらが打ちのめされ、追悼のメッセージを贈っています。 また、奇しくもフィリップが亡くなった2月2日は1979年にセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスがやはりヘロインの過剰服用で死亡した日だったのです。 あまりにも偉大な名優を亡くしたこの悲しみ……。かつて『あの頃ペニー・レインと』で演じた役と同じ人生を辿ってしまったフィリップへの追悼の意も込めて、今作に関連する曲をピックアップしました。

内藤明子
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