感涙度200% 胸アツな卒業ソング ミュージックビデオ

KKBOX編集室

いよいよ卒業シーズン。卒業を迎える学生の皆さんはもちろん、父兄の方も心がざわざわしてくる季節です。そこで今回は「卒業」をテーマにしつつ、確実に涙腺に響くミュージックビデオ(以下 MV)をピックアップ。あの卒業ソングの世界観を映像化した胸アツなタイトルを改めてご紹介します。


3月9日 / レミオロメン

出典元:YouTube(レミオロメン)

この時期に欠かすことのできない曲がレミオロメンの「3月9日」。おそらく日本人の半数以上が口ずさめる曲ではないでしょうか。MVも何度観ても違った感動が広がります。それもそのはず!このMVには様々なエモい要素が散りばめられています。まずは嫁いでいく姉と高校卒業の日を迎えた妹が織りなす二つの「旅立ち」に胸がキュンキュンします。そしてその妹役が当時15歳でまだ無名だった頃の堀北真希。彼女のピュアで、凛とした表情で姉を追う姿に胸アツ度が高まるのです。その堀北真希がムービーカメラで撮影したシーンも登場し、見る側との距離を縮めてくれます。さらなる見所は結婚記念写真の撮影のあと、妹がひとりだけで椅子に座り続けるシーンではその感情に寄り添うことができます。彼女が家に戻り部屋のクローゼットを開けると、そこには社会人になる妹へ姉からのスーツのプレゼントと、「大切な妹へ 卒業おめでとう」のメッセージ。まるで自分のことのように感動してしまいます。最後にはそのスーツを着て駅の改札口へと急ぐ、少しだけ大人になった妹の姿でMVは終わります。これは「3月9日」のジャケットビジュアルの縄飛びをする小さな姉妹と完全にシンクロして描かれているのです。



残念ながらWEBではショートバージョンしか公開されていないので全てを観ることはできませんが、カラオケで歌う時にオリジナルバージョンでじっくり観てみてください。ちなみに新郎役で出演し、いまでは気人個性派俳優として人気の池田鉄洋は、自身の結婚の際、3月9日に婚姻届を提出日に選んだというエピソードもあります。堀北真希も3月9日に結婚式を挙げて欲しかったですね。


青春賦 / ももいろクローバーZ

出典元:YouTube(Momoiro Clover Z Channel)

ももクロ主演映画『幕が上がる』の主題歌になっていたのが「青春賦」。合唱用のスコアなども用意されているので、卒業式で歌える曲として実際に人気を集めているようです。映画は日本アカデミー賞や報知映画賞などを受賞。映画監督の山田洋次は「『幕が上がる』が一番突き刺さるのは、ももクロや演劇にも興味がない人だと思う。夢中になることの説得力がもの凄く強い映画だから、まだ夢中になれるものを見つけてない人が見たら爆発しちゃうような作品。そういう人に届くといいな、と『キッズ・リターン』に人生を決められた僕は思いました」と語るほど、日本の青春映画の金字塔になっています。映画のシーンで構成されたように見える「青春賦」のMVは、『幕が上がる』で監督を務めた本広克行ほか、映画制作チームによって映画と同じ世界観でありながら、新たに撮り直され映画とは別の瑞々しい作品となっています。是非、この季節に『幕が上がる』を観て、高校生の胸アツな時間を味わってみてはいかがでしょうか。


仰げば青空 / 秦基博

出典元:YouTube(OfficeAugusta)

涙する生徒や父兄、そして先生たちを追った卒業式シーン。そこに、これまで過ごした様々な時間の回想シーンもインサートさせるというオーソドックスな構成の「仰げば青空」のMV。まるで本当の卒業式を撮影しているようにも思えますが、先生役として俳優の田中圭が出てきたところで、この映像は演出されたものだとわかります。このMVの素晴らしいところは出演しているみなさんが自然体で本当の卒業式を演じきっている点で、何気ないシーンのひとつひとつが胸アツなのです。そして何よりの主役は秦基博です。誰もいなくなった教室でギターを奏で、優しく歌い続ける秦基博は、まるで歌の伝道師のように思えてきます。ただ、ひとつ気になったのは教室に貼られた「忍耐」「根性」「努力」という言葉です。まだ、こんな学校はあるのでしょうか?気になります。


春愁 / Mrs.GREEN APPLE

出典元:YouTube(UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

「春愁」はMrs.GREEN APPLEの大森元貴(Vo.&Gt.)が、高校卒業式の翌日に書き上げたという曲で、春を前にして揺れ動く不安定な気持ちを感じる曲になっています。


大嫌いだ

人が大嫌いだ

友達も大嫌いだ

本当は大好きだ


MVは友達となかなか馴染めない日々を過ごしている高校生が主人公。気がつくと騒がしかった教室の生徒たちが一瞬で誰もいなくなってしまいます。それだけでなく街からも人々の姿が消えてしまいます。そこで初めて友達や人の大切さに気づきます。そうするといつもの日常が戻り、いままでの自分に別れを告げ、一歩前に歩みだすというストーリーです。展開は「セカイ系」ですが、映像化された「春愁」の世界観が胸アツです!


出典元:YouTube(Mrs.GREEN APPLE)

また、早稲田実業学校音楽部合唱班による「春愁」は、オリジナルとは違うカタチで胸アツになので、是非こちらもチェックしてみてください。


証 / flumpool

出典元:YouTube(A-Sketch MUSIC LABEL)

合唱曲といえばflumpoolの「証」も卒業シーズンの定番曲といえます。「証」は2011年9月にリリースされた曲ですが、第78回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲として前年に発表され、コンクールに出場する多くの中学校で歌われ始めていました。そんな時に起きたのが2011年3月11日の東日本大震災。この歌を練習していたであろう中学生も命を落としたと聞きます。そして被災している中でも練習を続ける中学生たちにエールを贈るflumpoolの姿がいまでも印象に残っています。MVではそんな状況で「証」とともに、中学生たちに寄り添い続けた山村隆太が、前に進み出そうとする強い意志を感じることができます。そして多くの人が、中学生たちが歌う胸アツな「証」に勇気と元気をもらったのではないでしょうか?


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コラムで紹介した卒業ソングはもちろん、この季節に欠かせない「卒業ソングプレイリスト」も用意しました。みなさんの記憶に残る卒業ソングは何ですか。


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