放送を禁止自粛された音楽たち。
プレイリスト - 12 曲 |

放送を禁止自粛された音楽たち。

2016-09-16
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美輪明宏の歌う「ヨイトマケの唄」。2012年のNHK「紅白歌合戦」で歌われ、その姿に釘付けになった人もいたのではないでしょうか。
この唄は発表後間もなくして歌詞の中に差別用語として扱われる「土方」(どかた)「ヨイトマケ」が含まれている点などから、日本民間放送連盟により要注意歌謡曲(放送禁止歌)に指定された事でそれ以降原則として民放では放送されなくなりました。。この制度自体は1983年に廃止されましたが、実際は廃止された後もしばらくの間この制度の影響を受け、また放送曲は自主規制していたようです。しかし近年、この歌が時代的変遷のなかで再評価され放送される機会も生まれたようです。

M1の「竹田の子守唄」は懐かしい旋律で胸に染みてきますが、被差別部落に伝わる子守り歌(子守の仕事をしている子供の労働歌)ということから放送ができなくなりました。M3の「イムジン河」は朝鮮民主主義人民共和国のプロパガンダ楽曲にあたるとして、放送自粛どころかレコードの発売禁止となりました。歴史的問題や同和問題、あるいは戦争、政治を扱ったテーマの作品に関して、放送局は様々なことに配慮し放送を自粛しなければなりませんでした。

つぼイノリオはコミカルなメロディに隠語を含んだ歌詞を乗せた曲を多数リリース、そのほとんどが「要注意歌謡曲」と指定されています。

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    最終更新

    2016-09-16