引退を撤回したアーティストたち
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引退を撤回したアーティストたち

2016-03-17
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3月14日にLL・クール・Jが「正式に音楽から引退する」と宣言し、即座にツイートを削除。「今日、俺は正式に引退を撤回する」と宣言し、ニューアルバムの制作していることを報告した。そこで今回は引退を撤回し、元気に活動しているアーティストを紹介したい。

■ザ・ゲーム
アーティストの中でもラッパーは引退撤回する数が多い。ザ・ゲームは3rdアルバム『L.A.X.』を発表後に引退をすると公言していたが、ツアー中に4枚目のアルバム製作中であることを宣言。引退を撤回した。

■スカーフェイス
アメリカ南部出身の大御所ラッパー、スカーフェイスも引退宣言を翻したアーティストの1人。引退を口にしつつアルバムを発表し続け、現在までに通算12枚のアルバムを発表している。

■ジェイ・Z
ビヨンセの夫であり、ヒップホップ・シーンの皇帝であるジェイ・Zもまた引退を撤回している。03年、『The Black Album』をリリースした後に引退を宣言したが、すぐに復帰。しかし、引退コンサートを華々しく開いてしまい、それが『Fade To Black』という作品として映像化されてしまったこともあり、ちょっぴり恥ずかしい形に。本人もこの映像は恥ずかしくて見たくないと語っている。

■フィル・コリンズ
ポップスの世界では、「世界で一番忙しい男」と評されたフィル・コリンズ。2008年にジェネシスの再結成コンサートを終えた後に引退を表明。裏方に専念すると語っていたが、2009年の脊髄の手術後に引退を撤回。2010年にアルバム『GOING BACK』でカムバック。12年ぶりに全英チャート1位を記録している。

■misono
国内で引退を撤回したアーティストだとmisonoだろうか。30歳で引退を公言していたが、引退を予定した2015年に仕事が入ったことを理由に引退を撤回し、仕事を続けている。

スポーツ選手にも多いが、長い活動の中で肉体的にも精神的にも自身のポテンシャルに限界を感じて引退を表明するアーティストは数多い。しかし、休養によって回復、あるいは残された人生をどう過ごすかという選択に迫られた時、再び自分のキャリアを前に進めるアーティストもまた多い。メモリアルな宣言の撤回だけに周囲から言われることも多いが、アーティストにとって引退は自身を回復させる宣言なのかもしれない。

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    最終更新

    2016-03-17