楽曲

SF Fiction

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作詞:エンドウアンリ     作曲:エンドウアンリ


僕は空気 ねえ信じて ほら目の前だよ
君の髪をそっとひらひらひらと揺らす
吸って吐いてそして読んでもっと僕を
さわれないけどふれ合って

誰も会いたくないのなら歩けないほどの風になる
外に出たいというのなら雲をどかすから

君にとって 日々にとって鮮やかさを願った
その方がずっと似合っているって思うから
ビビっときて 日々にとって 華やかさを願った
君の雰囲気が僕であるように

僕は空気 君の吐息となら混ざりあえる
能ある鷹は爪どころか姿がない
僕も神も時間もこの歌も
どうも体温にはかなわないような

あっというまでハッとした
パッと見たら歳をとっていた
優しくその髪をなびかせていられるかな

誰にだって日々があって
戻れないことを知っていて
とても悲しくて君の頬をなでた
当たり前が当たり前で
気づかれないけれど
人より人らしい僕であるように

この匂いをどこかのだれかに伝えるだけ
サイダーのように透明の中で伝わるだけ

君にとって 日々にとって鮮やかさを願った
その方がずっと似合っているって思うから
君がもしもつまづいて 膝を抱えていたら
新しい僕に窓を開けて会いに来て

収録アルバム

SF Fiction
SF Fiction
2017/09/01

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