作詞:阿久悠 作曲:穂口雄右
舗道にのびた影が
歩き出すのがいやと
その場にしがみつく
そんな気がするの
いつまでも立ちつくし
あなたを見送って
帰れないのよ ふり向けないの
いつか見た メロドラマ
そんなつもりじゃないのだけれど
ハンカチが ビショビショよ
やはり別れは悲しいものね
ブーツのつま先には
枯葉からんで舞って
舗道が秋の歌
そっと口ずさむ
想い出を蹴りながら
私はただひとり
ポプコーンなど ほおばりながら
この方が つらくない
少しおどけて歩いた方が
ほっぺたが ビショビショよ
つくり笑いも出来ないものね
たそがれが来たならば
身軽ななりをして
すべてを忘れ 遊びに行くわ
それまでは このままで
泣いていたいの涙のままに
さよならが ビショビショよ
雨に降られたお祭りみたい
岩崎宏美