作詞:高城晶平 作曲:高城晶平
友達が持って来た
できたてのドーナツを
ターンテーブルに乗っけて 揺れようよ
開けっ放した窓から
次の季節の夜が入ってくる
新しい日々のはじまり
感じとっているはず
示し合わせたかのように
いつもの店 いつもの顔ぶれ
楽しいような退屈なような感じ
いなくなった奴も何人かいるけど
どっか他所で変わらずにいるだろうさ
「リアリティがない」だなんて
誰かが言ったけど
現実はいつだって
悲観と楽観のあいだにあるはず
新しい日々のはじまり
感じとっているはず
狂える夜のはじまり
繰り出したくなる どこかへ
今宵繰り出すためには
色々な要素が足りてない
目下の問題をクリアしないかぎり
海にも砂漠にも行けやしないだろうな
風に乗ってやって来た焚火の
フレイヴァーにフィードバックした記憶で
ハイになった脳みそが溶けてゆく
(ここで Phone call)
乱暴に取った受話器から
聞こえた不気味な風の音
すぐ通話途絶えて背すじも冷えたし
開け放ってた窓も
そろそろぼちぼちいい加減に閉めようか…
新しい日々のはじまり
感じとっているはず
どこか別の世界での約束
どうしても思い出せない