作詞:白神真志朗
作曲:白神真志朗、堀江晶太
編曲/Arranger:堀江晶太、白神真志朗
好きなことをなんでも
差し出された手のひら
求められていそうなことを
つい探してしまって
帰り道で躓いた
心残りの正体 最近は
伝わらないもどかしさより
伝えたいことの意味は?
その正解は?
言葉を覚えた分だけ
顔色の数を思い知って
憧れも日常になってしまうから
誰にともなく
置いて行かれているようで
わかるよ 多分あなたと
同じ気持ちだと思うんだ
ありふれた言葉に、感情に
揺さぶられて
足りないものばかり探して
わかるよ なんて言葉も
気軽に言えないけれど
それを優しさと呼ぼう
またはもっといい愛称を
これ以上ない愛情を
行先のことは、その後でいい
夕方の交差点
長く伸びる影
景色が少し滲んだ
否定せずにいること
白紙の投票券を
求められていた頃の
愛想よく笑う癖
ふと思いついた言葉も
どこかで聞いたスローガン
声になる前に色褪せて消えていく
起死回生のアイデアは?
その期日は?
いま降って湧いたように迫る
問いかけに窒息寸前で
迷っていたら
時間だけ過ぎてしまったり
踏み出せない理由
単純で呆れるけど
わかるよ 多分あなたと
同じ気持ちだと思うんだ
ありのまま全てを
受け入れてほしいなんて
言えないくらいには大人で
誰にも言えないことばかりが
増えていくけれど
それを悔しさと呼ぼう
またはもっといい愛称を
これ以上ない愛情を
行先のことは、その後でいい
来た道も住む街も
何もかも違うとしても
わかるよ 多分あなたと
同じ気持ちだと思うんだ
ありふれた言葉に、感情に
揺さぶられて
足りないものばかり探して
わかるよ なんて言葉も
気軽に言えないけれど
それを優しさと呼ぼう
またはもっといい愛称を
これ以上ない愛情を
これまでの全てを
愛せなくたっていい
今日からの感動を
溢れるその感情を
優しさと呼ぼう
それからでいい