楽曲

地下室のメロディー

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作詞:甲斐よしひろ     作曲:甲斐よしひろ



階段を降りると淡い光線が
命のようにまっすぐに伸びていた
地下室の酒場は人があふれ
煙草の香りと ときめきが満ちている

悲しみの数だけ乾杯はくり返され
まるで運命のそのように俺と君は恋におちた

バンドは"出逢い"というメロディー
奏でながらオールナイト ー
晩中スウィングをしていた

妖しい貴婦人は綺麗な少年
ひきつれ秘密の手ほどきをしている
明日をも知れない いなせなジゴロは
ポケットの愛を安売りしている

淋しい人々は虚しく祈り
俺と君はささやきのその中で泣いていた

バンドは"出逢い"というメロディー
奏でながらオールナイト 一
翔ぶようにスウィングをしていた

階段を昇るとドラマも終り
狂った夜の果て 靴音が響いている
地下室の酒場はあの頃と同じ
ワインの香りと笑いが満ちている

急ぎすぎた青春に傷ついて
まるで運命のそのように君さえも去ってしまった

バンドは"出逢い"というメロディー
奏でながらオールナイト 一
悲しげにスウィングをしていた

バンドは"出逢い"というメロディー
奏でながらオールナイト 一
悲しげにスウィングをしていた

収録アルバム

シングルズ
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2000/06/07

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