作詞:Motoo Fujiwara 作曲:Motoo Fujiwara
誰かの胸の夜の空に
伝えたい気持ちが生まれたら
生まれた証の尾を引いて
伝えたい誰かの空へ向かう
いつも迷路
終わらないパレード
止まったら溺れる
ゴールなんてわからないままで
いつまで どこまで
時間と距離を飛び越えて
君のその手からここまで来た
紙に書かれた文字の言葉は
音を立てないで響く声
そうやって呼んでくれただろう
見上げればちゃんと聴こえたよ
僕の上にも届いたように
君の空まで届いてほしい
せめて君に見える
くらいには輝いてほしい
流れ星の正体を僕らは知っている
足元をよく見て階段一つずつ
どれくらいざわついていても ひとり
肩を擦るように避けながら
世界に何億人いようとも ひとり
今日は何もない一日と言えば
そこまでの毎日
増え続けて溢れそうな唄の欠片たちが
早く会いたがって騒ぐんだ
変わらないで変われなくて
ずっと それでも続いている
ゴールなんて決められないだけで
なんなら 今でも
君が未来に零す涙が
地球に吸い込まれて消える前に
ひとりにせずに掬えるように
旅立った唄 間に合うように
命の数と同じ量の一秒
君はどこにいる 聴こえるかい
君の空まで全ての力で
旅立った唄に気付いてほしい
どんな事もこんな熱も街にまぎれる
流れ星の正体を僕らは知っている
太陽が忘れた路地裏に
心を殺した教室の窓に
逃げ込んだ毛布の内側に
全ての力で輝け 流れ星
お互いに あの頃と違っていても
必ず探し出せる
僕らには関係ない事
飛んでいけ 君の空まで
生まれた全ての力で輝け