作詞:RUCCA・Sou 作曲:Sou
-ワレラヲモウユエニワレラアリ-
ロボットたちが宣いました
片や 当の人類なんてさ
脳に苔生やしています
見限られた旧歓楽街
思考回路 L∞Pしているのは
前時代のガラクタなんてさ
もう此処では 必要ないんでしょ
アシッドジャズの雨
降りしきる午前2時のアスファルト
躰と魂 拒絶反応バグだらけ
「ア...ニマルのまま 滅んでいれば...」
この手の柵も煩悩も
奴等には解らないんだろう
ジーザスとスーサイド
僕等 今日も縋って存在証明
0か1の塩基配列
丁か、半か。単純に
シーサイドスーサイド
死こそ 全人類の美学と謂うけれど
「正解?」混在
まだ世界に 細胞の欠片も
遺せていないのに
「軽蔑より 嫉妬に近いもの」
この感情 何と名付けよう
ホログラムの恋人たちへ
体温のない 口づけを
フロイトのクローンが居たなら
奴等のも 科学できたのかなぁ
「所詮、紛いモンです」なんて
その解答を 訊かせておくれよ
遠く忘却の彼方へ追い遣られた
ちっぽけな幸福論 どうして 懐かしいんだ
叶いはせぬ夢ほど 儚く美しい理由は
泥塗れこそ 生命って
想い返してしまったから
ジーザスとスーサイド
僕等 ねえ 何時だって 現状逃避
電子上のシャングリ・ラ
善か、悪か。純粋に
消滅も 再生も
たとえ 来世までプログラムされても
「どうだい?」正体
この素肌に 愛憎の記憶も
遺せていないから 嗚呼
似せて造った 錆が薫ったその血の意味 解いて
似せて造った ただ繕った臓器が意思を持った
白か、黒か。ヒトか、使徒か。
揶揄するような問いかけ
糸の切れた ピアノ弾いて
出遭いに 愛に 哀に “I”に 哭いた
何回も 何回も
ジーザスとスーサイド
僕等 今日も縋って存在証明
0か1の塩基配列
丁か、半か。単純に
シーサイドスーサイド
死こそ 全人類の美学と謂うけれど
「やっと 眠れる...」
躰へと サヨナラをして
あの日の君の元へ