楽曲

原点回帰線

試聴する フル再生

未だ見えて来ぬ明日には
希望もなく打ちひしがれては
それでも止まらない
次への一節
チーム・トリケラトプスの曲「 原点回帰線」
変わりのなき日常に
見慣れてきた天井眺めて
今日も同じカップ麺
そろそろ飽きてきた
履き潰した靴を手に
海岸沿い歩いてても
寄せては返す波のように
流れゆく景色

気づかないフリしてた
苦手な物を食べ
いつか来る終わりにも
見ないフリを決めてた

今更どうこう言ったって
どうにもならない事ばかりさ
過去は変えられぬ
わかっていたのに
明日に進むことをやめ
今に固執していたとしても
誰かが持っていく
不安も希望も
かき消す何かを

鏡の前30秒、立ち尽くして 探してみても
30秒後の未来
転がってくだけ
無駄な時はないなんて
どこかの誰かが言ったけど
どうもそうは思えない
無駄にしてばかり

失われてく未来
あれこれ悩んでは
失くした希望の種を
拾い集め飛ばそう

明日には忘れられるさ
些細なこと
気にしていたのが
如何に無駄なのか
身に染みてわかる
落ち込む事は悪くない
大事なのは
次の一歩の
向いてく方向に
未来があるかだ
気に病む事はない

川沿いのベンチの上
角が欠けて落ちた夢一つ
鍍金が剥がれても
輝く何かを
追い求めて何が悪い
それが人の性だというのに
解らぬ大人には
なりたくないから
そんなの捨て置け
気にする事はない