楽曲

きみの面影だけ

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作詞:宮本浩次     作曲:宮本浩次



壁にもたれた君の顔を
窓に映る部屋の中別れの気配
ふたりだけが感じていた
遠い面影

雨の夜も 町の夢も
ふたりだけが輝いてた
揺れるように 囁くように
君の顔に映し出す

着飾って町へ行く
輝く季節に
君はもはやいない

夢に見たのさ 橋の向こうで
寂しそうに君が笑う
お面のような顔で、おれは
さよならだけ耳に響いた

遠い夏も ざわめく木々も
ふたりだけが感じていた
揺れるように 囁くように
風がふたりを包んでいた

街はもう春めいて
賑やかな通りに
君の面影だけ

重ねた指も ぬれたまぶたも
寂しそうな笑い顔も
ふたりだけが輝いてた
ふたりだけを包んでた

街はもう春めいて
ざわめく通りに
君の面影だけ

着飾って街へ行く
輝く季節に
君はもはやいない

街をひとりで歩いていた
君の姿を重ねながら