覚えてる?
君が 僕の手を握っていつだって
一緒にいたの
君と見た景色 ちいさなその手
今だって褪せないままで
少しずつ大きくなってゆく君との距離も
見守ってたいの 僕らしくありたい
大人になってく君がいて
変われない僕を忘れて しまっても
きみを形作る何かに
なれたら
いいのになって思ってるほつれたまま
通り過ぎてゆく日々が重なってく
遠くで笑う 君のことを祈っている
もしもね願いごとがかなうのなら
目を閉じるその時まで君を見てたいのさ。
声が届くわけもないけど
今も君のこと想ってるよ
大人になってく君を見て
嬉しくなるのさ忘れて
しまっても
君が形作るこころの
どこかで手を振り続けられたら
くたびれた僕の体から
こぼれていく思い出たち
紡いでくれたのは
君の面影 その手で
もう一度声を 聞かせて
今 光が 生まれたんだ
大人になってく君がいて
子供のままの君が笑って
変わらない僕がそばにいて
その手を握り返せたらいいのに
大人になってく君がいて
いつの日か僕が眠ってしまうまで
きみを形作る何かに なれたら
いいのになって思ってる
君と手 繋いだまま