作詞:菅原卓郎 作曲:滝善充
ガラスで出来た街の中で生きるぼくらも
最後は砂に還ると君は歌ったよ
見上げるばかりにそびえた美しいビルのことは
燃えないゴミと言って笑ったよ
誰かがいなくても 何が壊れても
悲しいフリですますんだ
ガラスの街で歌う君を抱きしめていたいだけさ
ひび割れた心のかけらも愛しているよ
真夜中過ぎの信号待ちで立ち止まるたび
透明な真冬の星を指でなぞったよ
昼間はあふれかえっていた騒がしい人の波は
一体どこに消えてしまったの
あの時やわらかく噛んだ唇は
赤い血の味でした
ガラスの街で歌う君を抱きしめていたいだけさ
ひび割れた心のかけらも愛しているよ
ガラスの街で生きた君を
最後の砂も愛しているよ