作詞:加藤丈文 作曲:坪井千冬
駅に走る道は雨で さらさらと川の様に
跳ね上がる 水溜まりの夏の終わりの 苛立ちも濡れて
冷めきったボクの視線
グッショリ重くなった スニーカーの脇 流れて消える サイダー紋様
したたる雨は涙模様みせた
駅に走る道は雨で 濡れねずみのボクを叩きつけた雨で
この濡れた踏切で いつまでも打ち付ける雨で
本当に思った事は 初めて会った時の様にもう一度なんて言えるハズないのさ
夏の始まりの頃の様には
新しいそのスニーカーはキミには鮮やか過ぎた
その切りすぎた髪もなんだか まるで少年みたいだ
そんな言葉でからかいあいジャレあった あの日の想い出もにじむ
夏の終わりの雨に 泣いてるキミはぶるーす
遠くて キミの肩も抱けやしない
雨の汽車はキミを乗せ遠く ぬくもりもボクを包んでくれやしない
(雨に 濡れた 水彩画)
水滴のついたサイダーの瓶を頬にあて 冷たいと言って笑った
キミのあの夏は もうにじんで ぼやけた さいだぁ≡ぶるーす
降る 降る 降. 降る 降る 降る 降る 降る 降る 降る 降
降. 降る 降る 降る 降る 降る 降る
二人の中に(さいだぁ) さいだぁ≡ぶるーす
二人の中に(さいだぁ) さいだぁ≡ぶるーす(さいだぁ≡ぶるーす)
過ぎ去りし日々の向こうに(さいだぁ)
二人の雨が降る さいだぁ≡ぶるーす(二人の雨はぶるーす)
二人の中に
離れ離れの時がボクラを変えてしまう
夏の喧騒を 波がさらう 虫が唄う 月明かりの下 解る
前とは違う 街路樹に立てば
街は落ち葉の季節へ向かう 木枯らしに吹かれ 砂ぼこりを払う
行く当てもなく さ迷う 春の雨の中で 行き先も決めず
駅に走る道は雨で 濡れねずみのボクを叩きつけた雨で
この濡れた踏切で いつまでも打ち付ける雨で
本当に思った事は 初めて会った時の様にもう一度なんて言えるハズないのさ
夏の始まりの頃の様には